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2022.10.20

10月24日、本間多恵&清水ひかり&駿河メイのメキシコ初戦は6人タッグマッチ!



〇メキシコ・CMLL遠征を直前とする本間多恵、清水ひかり、駿河メイの第1戦カードが下記に決定した。

■10月24日(月=現地時間) アレナプエブラ
▽日本対アメリカ&プエルトリコ国別対抗戦
本間多恵&清水ひかり&駿河メイ VS アレックス・ガルシア&レディ・フロスト&イベリス

CMLLレディースリング


10月20日(木)、ZOOMによるメキシコ各社からのインタビューが行われ、CMLLへ参戦する本間多恵、清水ひかり、駿河メイが動画で答えた。
これらのインタビューはメキシコ国内の新聞、雑誌、TV、ニュースサイトなど様々な媒体にて配信される。主な内容を下記に抜粋。

CMLLレディースリング

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−−CMLLへの参戦について今の思いを。

本間「めちゃめちゃうれしいです。すごく楽しみにしていて、今回こういう機会をいただけて張り切ってます」
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−−日本には女子団体がたくさんあります。日本、メキシコの女子のスタイルはどうですか?

本間「体の大きさが日本とメキシコでは違いがあるのをいつも感じるところです。ちょっと小柄で小さい選手が日本では多いかなと思います。ファイトスタイルもそれぞれ違っていて、お互いの得意とするものは違うので、リング上で交わると化学反応が起きる。それを体感も痛感もしています」

−−日本でダリスやステファニー・バッケルが最初に対戦した相手が清水選手でした。今度は清水選手がメキシコに乗り込む形で再会となりますがいかがですか。

清水「まだダリスやバッケルとお会いできるのが楽しみです。昨日も連絡が来て「オラー」ってやり取りをしました。また、一緒に戦えるのが楽しみです。それと、自分は4年前にハロチータとイシスと日本で戦ってるので、またお会いできて戦えるのを楽しみにしています」
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−−清水選手はメキシコが初めてですがその試合スタイルはどんなものですか。またメキシコで得たいものはありますか。

清水「自分は蹴りを大切に使っていまして、メキシコで蹴りを使う選手はそう、多くないと思うので、戦ったときにどういう試合ができるのか楽しみにしています。ルチャのスタイルは自分が持っていないので自分の新しい技術として盗んでやろうと貪欲な気持ちで試合に向かいたいと思います」

−−メイ選手は初めてのメキシコですがこのCMLLへの参戦への思いと、どんなスタイルを得意とする選手なのでしょうか?

メイ「CMLLという本当に歴史のある団体と、このアレナメヒコという聖地に参戦できて光栄です。自分はスピードやジャベ、丸め込みを得意としているでですが、オリジナル技が多いので、それをメキシコで出してアピールしていきたいと思っています」
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−−メイ選手はメキシコのスタイルというものには、どういう思いですか。また、CMLLの選手を見てどう思いますか?

メイ「CMLLに出てる方々は、そもそも日本と違う形式で試合をされていますよね。イリミネーションだったり3本勝負だったり。それと6人タッグでも、場面や展開が変わるごとに対応する能力に長けている。そこに置いて行かれないように、試合をしっかりしたいと思います。それと、メキシコは高いところある場所というイメージがあるので、そもそも日本人選手より三半規管が強いのだと思います」

−−3選手へ。グランプリ参戦についての意気込みをお願いします。

本間「優勝だけを目指してリングに上がる気持ちが一番、強く強く強くあります。日本でダリスのタイトルに挑戦しましたけど、試合を終えて、さらに勝ちたいし、もっと戦いたいという気持ちが増しました。また、ダリスを含めてメキシコの選手とたくさん戦いたいと強く思ったので、グランプリでメキシコの選手と向き合って、日本が力を合わせてメキシコに立ち向かう姿を見せつつ、最後は本間が優勝することだけを考えて日々過ごしています」

清水「いま、グランプリへ向けてのモチベーションはばっちりです。毎日メキシコのことを勉強しています。ダリスやバッケルとも日本で話したりしましたけど、今度は日本語でなく、その場で何を言ってるのか知りたくてスペイン語の勉強もしています。ダリスやバッケルが日本ですごい成績を残されて、試合を見るたびに私もメキシコに行きたいと気持ちが大きくなりました。私も同じように、日本すごいな、日本に行きたいな と思ってもらえるような試合をしたいなと思っています」

メイ「これまで、男子、女子、メキシコで試合をされた方が多いと思うんですが、メキシコを経験されたいろんな選手から「走り込みをするように。(高地で)疲れるから」と耳にタコできるくらい言われたので、いまはアメリカにいるんですけど、毎日、走り込みをしています。グランプリでは日本人が3人も参加しているので、3人ならではの連携を見せれたらと思っています」

−−メキシコではメキシコ人の選手を応援することが普通で、日本人選手のファンが少ないと思いますが、そういった環境の中での試合はどうでしょうか?

本間「前回メキシコへ行かせていただいたときも、結構、日本の方が観光でアレナメヒコにいらっしゃっていました。その方々からも小さいながらもきちんとパワーをいただいていました。今回も、日本人のファンの方がいたらエネルギーを吸収させていただきながら、自分の隣にいる日本人2人のエネルギーを吸収して力にそていきたいです。そして、国籍が違っても見に来てくださった皆さんの心に残ったり、明日の活力になれるように頑張りたいと思います」

メイ「小さいけど、スピーディでオリジナル技も持っている。(画面越しに)自分たちのスマイルを見ていただけるとわかると思いますけど、会場のみんなもとりこになるのではと期待しています!」

清水「自分は海外経験は少なくて、韓国だけなんで、メキシコの雰囲気はイメージでしかないんですけど、応援してくださる方もメキシコは遠くて、一緒に会場で応援してくださるのは難しいですけど、日本からもSNSとかでパワーを届けてくれる方はいるので、その思いを大切に、自分は一人じゃないと思いながら試合したいです。そして、その小さいエネルギー爆発させて、メキシコ人の方も『日本人イエーイ』となれるように試合をしたいと思います」

−−グランプリでは他の国とのチームとなりますが、どうコミュニケーションを取りますか?

本間「一番は好きな食べ物を共有して、日本食だったりをしゃべったり、自分は食べることが好きなので、その共通認識から始めて行って、コミュニケーションを取っていきたいと思います。戦いの場でもあるので、尊敬と信頼を作るためにそこは時間を取っていきたいですね」

メイ「海外選手と会話や試合をすることは自分の団体は日常に入ってることでして、自分のパートナーはインド出身で、いま日本で生活していて、一緒にベルトを巻いたこともあります。ふだんから会話をしつつプロレスをしたらがっちりとフィーリングが合うのでそういうコミュニケーションをして行けたらと思います」

−−清水選手は、海外経験が韓国だけということですが、このメキシコはほかの国と気質が違ってとてもファンが熱いですが、そのあたりはいかがですか?

清水「本当にメキシコは熱い国ですね、気持ちも含めてあったかくて。でも、声援があたかも私に向いている気持ちでやりたいと思います。自分は会場の熱でテンションが上がっていくので、熱量を力に変えて試合をしたいです」

−−CMLL女子部にはたくさんの選手がいますがその中でライバルと言えば?

本間「もちろんすべての選手に注目していますけどタイトルをやらせていただいたダリスとは、試合が終わった後、『メキシコで待ってる』と嬉しい言葉をいただいたし、自分もこれで終わりたくない気持ちを持っています。ダリスには人一倍、強い思いがあります」

清水「今回の(ダリスとバッケルの)来日で気持ちが変わりましたね。ダリスは宇宙最強と呼ばれるだけの実力がったので、もう一回戦いたい。それと、今までずっと意識していたのはハロチータとレイナ・イシスです。自分がまだキャリア2年くらいの子供位のときに試合してもらって、今回あれから4、5年ぶりに試合をします。あれからベルトも取って、自分自身すごく変わりました。彼女たちに同じ人物だと気づかれないくらいに変わったと思っています。今回、その当時の自分とは気づかれないくらいのパフォーマンスを見せて、彼女たちから勝利したいです」

メイ「自分には目標ががあって各国の大きな選手と戦っていきたいと楽しみでもあるのですが、その中でもハロチータ、見た目もそうですけど試合がアグレッシブすぎて衝撃を受けました。あの体で速度が他の選手と違うので、あれは凶器だなと思いながらも対戦するのが楽しみです」

−−今回のメキシコで得たいものとは?

本間「自分の姿を日本に戻った時に『変わったね』というところを見せるために、メキシコでも実績も残しつつ、前回の遠征ではマルセラから直伝のジャベを教えていただいて、日本でもずっと使わせていただいています。今回のメキシコでの期間中にオリジナル技を得て日本に持ち帰るのも一つだと思います。この遠征で変わったというものを日本でまた見せたいです」

清水「とにかくルチャはジャベの技術がすごいですよね。日本人でもそこまで極めて持っているもてるかた少ないので、それを少しでも得たいのと、飛ぶことにも憧れがあります。それにはフィジカルや勇気、様々な要素が必要だと思うんですけど、実際に試合をして得られていければと思います」

メイ「自分は小さいことを利点しているので、CMLLだと日本に来たら大きい選手でも、メキシコでは小さい部類で、華麗な動きをされているので、そのなかで掴めるものを探しに行こうと思います。そして、今回に限らず次回につなげることできたらという気持ちで試合をしたいと思います」

−−最後に来墨を前にしてメキシコのファンへメッセージを。

本間「すごく楽しみな分、幸せなプレッシャーも世界中から感じております。2019年参戦させていただたことを覚えている方もいて、『待ってるよ』といつも言っていただいていたので、『お待たせしました』とも言いたいし、初めての方には『はじめまして』の気持ちを前面に出す、そのうえでグランプリ優勝も狙いたいです」

清水「みんなに名前を覚えてもらって、日本人全員すごいなと思ってもらえる試合をしていきたいです。初戦(10・24アレナプエブラ)からメキシコ人が全くいない中での試合で注目されると思うので、ここでアピールして『グランプリどうなるかわからないぞ』という試合をしたいです」

メイ「入場からフェスみたいにキラキラしているのがCMLL。自分は自慢の羽根で入場しますのでそこから楽しんでいただけたらと思います」
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