2024.10.13
ウナギ・サヤカ、CMLL「Grandprix de Amazonas2024」出場決定記者会見の模様

9月26日、東京・紀尾井町にあるメキシコ大使館にて、ウナギ・サヤカのメキシコCMLL「GrandPrix de Amazonas2024」(以下グランプリ)の出場決定会見が開かれた。会見でウナギはまだ未体験であるメキシコの地やCMLL・アレナメヒコに着いての思いを語った。

−−女子版グランプリ参戦が決まりました。ウナギさんはずっと参戦をアピールし続けてきましたが、正式に決まって大会への意気込みは?
ウナギ「もちろん優勝しか考えてないんです。私は今から日本を代表するレスラーになります。なので、ここで優勝することは当たり前だと思いますし、私は正直メキシコ(の選手たちと)と親睦を深めようなんて一切思ってません。 メキシコにウナギ・サヤカの名を残して帰りたいと思います」
−−CMLLという歴史のあるリングや総本山・アレナメヒコのリングへ上がることについては?
ウナギ「私、本当にメキシコの選手とか、正直あんまり知らない方が多くて、日本でルチャをする選手っていうのもそんなに多くないし、あんまり触れる機会っていうものがない中で、メキシコ観光が行っているルチャフェスに出て、初めてメキシコの選手と肌を合わせて…めちゃくちゃデカいんですよ。めちゃくちゃデカいし、めちゃくちゃ動けるってやっぱ本当にかっこいいなと思うし。CMLL、まだ3人の選手しか闘っていないですけど、向こうのテリトリー内に侵入するわけで、無限にいるってことですもんね。なので本当にメキシコの選手を制覇して帰ってきたいと思います」

−−今回のグランプリはメキシコ軍、多国籍軍合わせて過去最多の20選手が参加します。
そのなかで闘ってみたい選手は?
ウナギ「やっぱり、ダーク・シルエタとベルトを賭けて必ずまたやろうといって別れたので、ダーク・シルエタと、いまCMLLのベルトを巻いている、ウィロー・ナイチンゲールともアメリカで初めましてをして、『あなたとは戦いたい』と言ってきたので、戦いたいなと思いますね。でも、20人もいるんですね。多分私も知らない選手が多い中で、向こうもウナギ・サヤカ誰だよって思うと思んで、全員のトラウマになって帰ってきたいと思います」
−−メキシコでやりたいことは?
「せっかくこのベルト巻いたので、日本女子という名前ではありますが、CMLLのベルトなので、タイトルマッチをやりたいです。そして、ウィローの持ってるベルトのタイトルマッチをやって(ベルトを)2個持って帰ってきます」
(※会見後、ウイローは王座転落。現在は、プリンセサ・スヘイが王者)
−−ルチャリブレに対する思いは?
「無いに等しいです。避けてきたわけではないんですけど、やっぱ触れ合う機会があんまりなくて。どっちかっていうと日本でルチャやってる人ってちっちゃい選手っていうイメージがすごいあったっていうのもあるんですけど。なんかそういう意味でめちゃくちゃ大きくて、こんな選手が普通にルチャやってくるっていうのとかも含めて、未体験な場所ではあるので。ルチャをやりますみたいな、多分私はないですが、やっぱりその本場で味わいたいなっていう気持ちはすごく強いです。そして傾奇者をみんなに伝染させて帰ってきたいですね」

−−知っているスペイン語はありますか?
ウナギ「うーん…。あれじゃん。(トランキーロのポーズをして)トランキーロでしょ! あとグラシアス(ありがとう)。内藤(哲也)めちゃ、メキシコじゃん。あと…なんだっけ。シーはハイだっけ? でも、全然喋れないんで、いっぱいトランキーロしてきます」
−−さらにメキシコで味わってみたい、何かやりたいことは?
ウナギ「メキシコ人にギャンをさせます。 私の印象なんですけど、メキシコに行きますってなった選手って結構メキシコかぶれて帰ってくるじゃないですか。なんか私の中で違和感があって。日本を代表していく意味は、メキシコ大好きになって帰ってこなくてもいいと思ってるんで。そこが、日本人に足りないんじゃないですかね。私はもうCMLL乗っ取って帰ってくると思ってるんで、やっぱそのぐらいの意気込みで、気持ちは大きく、口は大きくいきたいと思います。でもタコスはいっぱい食べて帰ってきます」

また、メキシコ大使館を代表して、文化担当官のマリア・トリージョ氏より花束の贈呈。
今大会、日本人選手のトップであるウナギの参戦ということで、メキシコファンの注目度は非常に高い。グランプリで初の日本人優勝という栄誉を手にすることができるか。世界的にも注目されている。

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