2024.10.23
ウナギ・サヤカ&柳川澄樺のCMLL遠征、10月19日&20日結果
■10月19日 メキシコ・アレナコリセオ
■メキシコ対日本&ベトナム 6人タッグマッチ時間無制限3本勝負
ウナギ・サヤカ&柳川澄樺&ビバ・バン(2−1)セウシス&ジュビア&ダーク・シルエタ

メキシコ第2戦はベトナム代表であるビバ・バンとのトリオで出陣。
メキシコ対日本&ベトナムと銘打たれ、いよいよメキシコ対多国籍の対抗戦がスタートする。
キャプテンは日本側がウナギ、メキシコ側がセウシス。
メキシコルールとして、キャプテン、またはキャプテン以外の二人がフォール、またはギブアップで負けると、相手側が1本を取ることになる。
序盤、いきなりウナギとシルエタの顔合わせが実現。
ウナギが出てきた瞬間、両手を挙げて、再会を待っていたかのようにアピールするシルエタ。
ウナギがチョップをお見舞いすると、シルエタもチョップでお返し。
盛り上がってくる場内。
今度はウナギがダブルチョップでやり返すと、シルエタはチョップと見せかけてのトラースキック。
ウナギが突進してきたところにニールキックを放つ。
これに対してウナギもコードブレーカーで反撃。
代わってセウシスの登場。
「オマエがウナギか」と尋ねるセウシス。
今回のグランプリでメキシコ軍からは特に警戒されている選手の一人がウナギである。
激しいタックル合戦となり、3発目でウナギがセウシスを倒すことに成功。
しかしセウシスもドロップキック。
柳川が飛び出し、ドロップキックを3度にわたって放つもセウシスは倒れず。
そして4発目でついに倒すことに成功。
さらに3回転コルバタを決める。

ここからスクールボーイに取るもカウント2。
さらにウナギ&柳川による合体ブレーンバスター。
そしてウナギがスライディングTANAKA、柳川がそうまとうに取り、続けてビバ・バンがペディグリーを決めて3カウント。

まずは日本側が1本を先取した。
ブーイングの場内だが、ウナギはダブルピースのポーズで気に留めず。

2本目、ジュビアとウナギ。
ジュビアがコードブレーカー。柳川が飛び出し、回転エビからのウナギとの連携を狙うが、ジュビアが切り返してウナギのキックが同士討ちに。
ジュビアがウナギにコルバタ。
柳川にはコーナーに何度も頭を打ち付ける。
その後、ウナギがシルエタに磔にされ、柳川も3人がかりでかわるがわる首投げをされる。
さらにジュビア&セウシスが柳川を持ち上げ、振り子のように上下を揺らして、最後はマットに打ち付けられる。

ウナギもジュビアが抱え上げると、セウシスがコードブレーカー。
そしてシルエタがジャーマンを決めて3カウントを奪った。
3本目。シルエタがウナギの後頭部を何度もコーナーに打ち付ける。
背後からキックを放つと、ジュビアも顔面かきむしり。
その後、ビバ・バンがつかまると、ウナギと柳川がキックで救出。
ウナギがシルエタにだがそれがいいを放つも、ジュビアがカット。

ジュビアが串刺しラリアットから低空ドロップキック。
柳川がカットに入り、ここからコンテンポラリーキック。
シルエタが入り、シルエタドライバーで投げるもカウント2。
その後、ビバ・バンがセウシスにトペを決めると、ウナギはシルエタ、柳川はジュビアを攻める。
ここでウナギは大ふへん固め、柳川はジュビアに羽根折り固めから反転してブリッジするGlesin(グルシン)を決めて、ダブルでギブアップ。

これでキャプテンのセウシス以外の二人がギブアップしたことで、日本人コンビの手で勝利した。



■10月20日 アレナメヒコ
■メキシコ対日本&コスタリカ 6人タッグマッチ時間無制限3本勝負
ウナギ・サヤカ&柳川澄樺&サマンタ・ブラック(2−1)プリンセサ・スヘイ&ダーク・シルエタ&アマポーラ

ウナギ・サヤカ&柳川澄樺のCMLL第3戦は再び聖地・アレナメヒコに帰ってきた。
今日はコスタリカのサマンタ・ブラックとのトリオを結成。
シルエタが柳川にエルボーからミドルキック。
柳川がドロップキックで反撃を狙うが空振り、シルエタが低空ドロップキック。
柳川も腕を取ってのキックから倒立式ニードロップ。
さらにコルバタ。
大メヒココールが起きる。
スヘイとアマポーラがダブルで攻撃するも、柳川が二人のリストを捕らえてダブルアームドラッグ。

柳川がドロップキックを空振り。
スヘイとアマポーラが柳川を捕らえるが、ウナギが飛び出し、ダブルのヘッドシザースで投げる。

6人が入り乱れる中、サマンタがマヒストラルをきめてキャプテンのスヘイから3カウント。
まずは1本を先取した。

2本目、序盤はサマンタがつかまる。
その後、ウナギもスヘイ&シルエタにロープと水平に担ぎ上げられると、アマポーラが側面からドロップキック。
柳川もスヘイが首投げからサッカーボールキック、シルエタもサッカーボールキックと続く。
さらにトレイン攻撃からシルエタがウナギをジャーマンで3カウント。
1対1のタイスコアとなり、スヘイがメキシコ国旗を掲げてアピールする。

3本目、柳川をアマポーラ&シルエタがダブルのキックで場外へ落とす。
ウナギを磔にするとシルエタがエプロンからチョップを連発。
ウナギが場外へ。
その後、サマンタが捕まるが、ウナギと柳川がカットに入る。
サマンタがコードブレーカーから、柳川が倒立式ニードロップ、ウナギが拙者、蒲焼き者で候。と続ける。

サマンタがプランチャをスヘイに敢行している間に、ウナギはだがそれがいい!、柳川は1010をダブルで決め、昨日の大会でも見せたウナギが大ふへん固め、柳川がGlesin(グルシン)を決めてギブアップ。



これで日本側が昨日に続き、2連勝。
この大ふへん固めとGlesin(グルシン)の同時フィニッシュが連勝の大きな要因となった。


試合後はアレナメヒコ内にあるスポーツバー「Freedom」のゲストに招かれ、ファンとひと時の交流を楽しんだ。

(文:泉井弘之介)
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