馬券を購入するかしないかの判断について


近代競馬の難しさとはなんでしょうか?
最近私は、馬券購入するかしないかの判断が近代競馬での最重要事項と思い始めています。
競馬をされている人が必ず経験しているのは、購入した馬券が外れて、迷った挙句購入しなかった馬券が的中したと
いう経験が多いことと思います。
近代競馬では、過去5走が2桁着順の馬が馬券対象圏内に来るようなレースは少なからず発生しますが、このようなレ
ースを馬券購入しても的中するのは至難のわざですし、どのレースで過去5走が2桁着順の馬が馬券対象圏内に来る
のかを予想することはできません。
購入点数を闇雲に増やすと回収率は下がる傾向ですので、「獲物を狙うハンター方式」の基本的考え方に沿って、でき
るだけ購入点数を絞って回収率向上を図ることが重要と思っています。

最近私は、レース毎に馬券購入するべきかどうかの判断基準に興味を持って色々と判断基準を作成しております。
馬券購入といっても馬券種類や購入点数等各種各様ですので、私の場合は3点ボックスのワイド馬券を基本にしてい
ます。

馬券購入の判断基準は、私のソフトの予想アルゴリズムに基づいて判断しています。
予想アルゴリズムに対してどの様な場合に馬券購入をするかどうかの判断で、
1)、予想アルゴリズムでの予想順位3位以内の3頭の各種予想要因がどうなっているのか?
2)、予想アルゴリズムでの予想順位4位以下の馬の各種予想要因がどうなっているのか?
という情報に基づいて判断基準を作成しています。
馬券購入の判断基準作成に際しては、約半年位、出馬表画面に各種予想要因の高低に応じて色分けして、
1)、レース終了後の成績着順から3着以内に来た馬の予想要因がどうなっていたのか?
2)、レース終了後の成績着順から4着以下に来た馬の予想要因がどうなっていたのか?
を毎週確認して、馬券購入判断基準のアルゴリズムを作成してきています。
そして、その馬券購入判断基準に基づいたワイド3点BOXの回収率を毎週確認しながら、毎週の結果に基づき馬券購
入判断基準のアルゴリズムを改良してきております。
同時に、予想アルゴリズムも改良し直しております・

当然ですが、馬券購入判断基準の前提は予想アルゴリズムの信頼性が高いことが前提になります。
予想アルゴリズムの信頼性が低い場合は、馬券購入判断基準など無価値で、何をしても回収率を向上させることはで
きません。

一応、私の目標は回収率100%以上を目標にした馬券購入判断基準のアルゴリズムの算定です。

ワイド3点BOX馬券を基本にした馬券購入判定アルゴリズムにした理由は、私の主馬券がワイドでサブが3連複という
こともありますが、ワイド3点BOX馬券は的中しても1点しか的中しない場合がほとんどですが、時々ですが3点とも的中
する場合もあります。
このワイド3点BOXで3点共に的中できるような信頼度が確保できるような予想アルゴリズムに仕上げることができれ
ばよいのですが、非常に難しいというのが現状です。
このワイド3点BOXで3点共に的中できる信頼度が確保できるようになれば、3連複や3連単馬券で馬券購入して回収
率は驚くような高回収率になるのですが、実現には程遠いというのが現実です。

「予想のアルゴリズムの信頼度がある程度高い場合に限り、馬券購入判断基準のアルゴリズムが有効となる。」という
ことを信念にして、予想アルゴリズムと馬券購入判定アルゴリズムの改良を継続している今日この頃です。

最近ですが、最新のADINHUNTER5にテスト的に馬券購入判定機能を搭載しました。
レース開催画面に馬券購入判定機能のボタンを追加していますので、試して頂ければ幸いです。
判定結果は、馬券購入が$マークで、馬券購入推奨が*マークですが、当然ながら$マークは低配当が多いのが現
状で、*マークの方が時々そこそこの配当の馬券になります。
この辺が近代競馬の難しいところで、そこそこ高配当馬券の的中しないと回収率100%を超えるのは難しいのが近代
競馬ですので。。。。。

今までの私のテスト運用経験からですが、「馬券購入判定機能」は出走時の馬場状態や馬体重等の情報によって変化
しますので、「速報成績から開催時馬場状態判定及び馬場脚質適性算定時出馬表再作成」と並行使用して、「獲物を
狙うハンター方式」の基本的考え方に沿って、最新の情報に基づいて馬券購入判定をされることを推奨しています。
できれば出走前の1時間以内の最新情報で購入判定されることをお勧めしています。

テスト中の新機能の「馬券購入判定機能」ですが、あくまで過去のデータと使用している予想アルゴリズムから判定して
いるのですが、実際は当然過去のデータのみで判断できないケースもあり、例えば「初出走の馬が出走しているレー
ス」とか「過去の成績からは考えられない馬が上位番人気になっているようなレース」といった、過去のデータからはピ
ックアップできない馬が出走しているレース等ですが、特定の人しか情報入手できない極秘の馬の状態等の情報は入
手できませんので、私の場合は以下のように、状況に応じて判断しています。
1),「初出走の馬が出走しているレース」の馬券購入推奨レースの場合でも馬券購入の判断は、
初出走の馬が上位人気で、ダントツの1番人気の場合は、資金に余裕がある(その時点でプラス収支)場合は3点BO
Xから買い目を初出走への買い目を1点位増やして馬券購入し、資金に余裕がない場合は馬券購入を断念する。
2),「過去の成績からは考えられない馬が上位番人気になっているようなレース」が馬券購入推奨レースの場合でも馬
券購入の判断は、
上記馬がダントツの1番人気の場合は、資金に余裕がある(その時点でプラス収支)は3点BOXから買い目を初出走
への買い目を1点位増やして馬券購入し、資金に余裕がない場合は馬券購入を断念する。
又、上記馬が1番人気でなく2・3番人気の場合は、3点ボックスのままで、資金に余裕がある場合は馬券購入し、資金
に余裕がない場合は馬券購入を断念する。
といったように、テスト運用をしながら私なりの馬券購入の判断の考え方を確立しようといています。
パソコンが示した購入判定のままに購入することも多いのですが、状況に応じて私なりの判断もしながらテスト運用を
継続している今日この頃です。

テスト運用中の馬券購入判定機能で、馬券購入レースが的中しないとか、馬券購入レースにならなかったレースが的
中するという事実は、現在の予想アルゴリズムが適切でないということで、私にとっては予想アルゴリズム改良に役立
っています。
今後も、馬券購入機能と予想アルゴリズムの改良を継続して行って、回収率100%以上のソフトに仕上げていきたい
と思っております。

ところで、テスト運用中の馬券購入判定機能に関する現時点の私の感想ですが、$と*のマークに関してですが、$マ
ークが表示される割合は非常に少なく低配当が多いのですが、実はワイド3点ボックスで3点共に的中する可能性が高
いアルゴリズムにしており、3点的中するとそこそこの配当になるようで、回収率100%を超える可能性が高い感じで
す。
馬券購入推奨の*マークは、表示される割合はそこそこ多いのですが、3点共的中する割合は低く的中しても1点的
中が多く、回収率が100%を超えるのはかなり難しい感じですが、高配当のレースを1点でも的中できれば100%を
超える可能性もあります。
そして、$マークでも*マークでもない無印のレースが的中することも少なからずあり、ワイド3点ボックスで1点的中で
も高配当になることもありますが、やはり1点も的中しない場合が多く、回収率が100%を超えることは難しい感じで
す。

私は現在、2種類の予想アルゴリズムと8種類の基準値を使用して、どの予想アルゴリズムとどの馬券購入判定基準
値が最適なのかを探っていますが、過去半年位の結果では、開催週によって最適解が異なることが多く、まだまだ安
定していないのが実情です。
ひょっとすると、中央開催が多い時期(強い馬が多く出走)と地方開催が多い時期では最適な予想アルゴリズムや最適
な馬券購入判定基準値が異なるのではと思ったりしており、1年間を通じて同じ予想アルゴリズムで同じ馬券購入判定
基準値というのは無理があるのではと感じたりもしております。
最近の例では、3競馬場開催で、ある週はA競馬場が高回収率だったのに、翌週はB競馬場が高回収率だったとか、
土曜日は高回収率だったのに、日曜日は低回収率になったりと、なかなか安定して高い回収率を毎週確保するのは
難しいと感じていますが、競馬では安定性も重要と思っていますので、安定して高い回収率を確保できる予想アルゴリ
ズムと馬券購入基準値を探求していく予定です。
現在、テスト運用の馬券購入判定機能では、私が現時点で良いと思っている1つの予想アルゴリズムで3種の馬券購
入判定基準値を選択できるようにしてテスト運用をしておりますが、選択可能な3つの基準値(基準0−基準1−基準
2)の内では、最近の結果では、基準0が回収率が高い感じですが、基準値が変わる次月はどのようになるか見守って
いる次第です。

ところで、ワイド3点ボックスでの平均配当ですが、私の感覚では、全レースの平均配当が高く、$*マークのレースの
平均配当が中ぐらいで、$マークのレースの平均配当が低いと感じていましたが、念のために過去2年間の平均配当
を調べてみたところ、基準0を使用した場合で、ワイド3点ボックスでの平均配当は、全レースの平均配当が581円で、
$*マークのレースが511円で$マークレースの平均配当は459円で、ほぼ私が感じていた平均配当と同じ感覚でし
た。
ただ、皆様も感じていると思いますが、最近の近代競馬では、調教技術の進歩や競馬環境(馬場等)の変化、そして種
牡馬がここ2年位で急激に増えてきて且つリーデイング種牡馬も変化してきている最近の競馬では、あまり古いデータ
は利用価値が低くなっているのが実情ですので、念の為に最近10週ほどの平均配当も調べてみました。
最近10週間のワイド3点ボックスでの平均配当は、全レースの平均配当が416円で、$*マークのレースが417円で
$マークレースの平均配当は451円で、差が少なくなっており且つ$マークレースの平均配当が一番高いという思わ
ぬ結果になっていました。
最近の競馬では、平均配当はあまり気にしない方が良いのかも知れません。
次期バージョンのテスト運用の馬券購入判定機能では、全レースと$*マークレースと$マークレースの回収率と的中
件数に追加して平均配当金額も表示する予定です。

*マークと$マークですが、基準値によって抽出されるレース数が異なっており、基準0が少なく、基準1が中くらいで、
基準2が多くなっています。
9月2・3日の週ですが、土日2日間で$と*マークレース数は、基準0が22レースで、基準1が27レースで、基準2が
28レースでして、この週で一番回収率が良かったのは基準1で、全レースでの回収率はいわゆる平均に近い75%前
後で、$*マークレースの回収率は85%前後で、$マークレースの回収率は運よく100%を超えていました。
当然ですが、テスト運用中ですので、回収率は週によって変動しています。安定して高い回収率を確保するのが大きな
課題ですが、なかなか安定させるのは難しいと感じています。
ちなみに、9月2・3日の週ですが、土曜日は回収率は低く、日曜日が回収率が高いという現状でした。
近代競馬は色々な要素が複雑に絡み合っていて、安定して高い回収率を確保するのは非常に難しいと思っています
が、ある程度の回収率を安定して確保できるように、予想アルゴリズムと馬券購入判定基準の改良に励んでいる今日
この頃です。
9月9・10日の週かローカル開催から中央開催に変わりました。
予想アルゴリズムは過去2年ほどのデータに基づき予想していますが、馬券購入判定基準は過去3ケ月(6月17日以
降)ほどの出馬データを保存してこの出馬データから基準値を算定しており、過去3ケ月はぼローカル開催でしたので、
馬券購入判定基準はローカル競馬向けになっていますので、次期バージョンでは中央開催向けに大幅見直しを図る必
要があると思っています。
中央開催に戻り10月1日は、久しぶりのG1でした。スプリンターズステークスでの私のAdinhunter5:V1150(10月
度基準値対応版)の予想印は珍しいことに◎〇▲▲の4頭で馬券判定マークは$でして、、結果はこの4頭が4着以内
に来てくれ、4点のワイドですと買い目は6点なのですが、今週土日での$マークレースでの回収率は100%を超えま
した。
私の記憶では、普通はメインレースが$マークレースになることは殆どなく、特にG1レースが馬券購レースの$マーク
レースになることは非常に珍しく、今回G1のスプリンターズステークスが馬券購入レースになっていたことに私自身も
少々驚いている次第です。
普通は、能力差が大きい未勝利戦に馬券購入$マークレースが多いのですが????

今週10月29日は、G1の天皇賞で世界最強のG1馬も出走していました。やはり世界最強馬は強かったです。
私は現在2種類の予想アルゴリズムと8種の基準値を使用して、どの予想アルゴリズムとどの馬券購入判定基準値が
最適なのかを探っています。
公開済みのADINHUNTER5V1149(基準値会員向けはV1150)では、3種の購入判定基準値(基準0−基準1−
基準2)の判定結果を開催レース選択画面で表示していますが、次月基準値会員向けV1151では、5つの購入判定
基準値(基準0−基準1−基準2−基準3−基準4)の判定結果を表示できるようにする予定です。
現在公開中のV1149の3種の購入判定基準値(基準0−基準1−基準2)は今年の6月から10月までの夏競馬秋競
馬のデータから算定していますが、追加の2種類の購入判定基準値(基準3−基準4)は過去2年分のデータから算定
していますので、年間を通じて今の秋競馬に続き冬競馬にも馬券購入判定を適切に反映できるようにした新しい基準
値ですが、先週今週の結果では基準3が非常に好結果で次に基準4が良く、次が基準0でした。
私の場合は5つの馬券購入判定基準値の判定結果の馬券購入が$マークと*マークがどのような並びの場合に馬券
購入するかを考えるようにしています。
現時点での私の場合は、基準3が$マークの場合は、馬券購入する方向で考えるようにしていますが、特に、5つの基
準値の馬券購入がすべて$マークの場合は必ず購入するようにしています。
今回テスト運用している馬券購入判定機能ですが、判定結果に自信をもって馬券購入できていないのが私の現状で、
落馬や出遅れや前が塞がる等の色々な事象が発生する競馬に関しては、今後も私自身にとって馬券購入判定結果に
自信をもって馬券購入できる日は来ない可能性が高そうですが、現状を上回る好結果になるようにテスト運用を続ける
予定です。

現在、私はテスト的に7つの購入判定基準値(基準0−基準1−基準2−基準3−基準4−基準5−基準6)を使用して
います。
最終的に1つの判定基準に絞り込むためにテストを行っていますが、私の想定に反して、毎週の回収率が高い購入判
定基準が異るのが実情で、現時点では最適な基準値が見つからないのが実情で、1つの最適な基準値に絞り込むこ
とができないのが現状です。
今週はG1のマイルチャンピョンシップでしたが、7種の購入判定基準共に購入推奨の$マークや*マークはなく、私は
マイルチャンピョンシップは馬券購入せずにTV観戦していました。
今週は、基準0が回収率が高い結果になっていました。
今までのテスト運用では、7種の購入判定基準が購入推奨の$マークや*マークが無い場合は、的中しない確率が高
くなっていますが、7種の基準のどの基準を使用したらよいのかの判断は難しい感じです。
そんなことで、今後も7種の基準値を継続使用して、7種の基準値のそれぞれの$マークや*マークがどのような場合
に馬券購入したらよいかの判断をしていく予定です。
次月12月度基準値向けには、現在5種類の馬券購入基準値を公開していますが、7種の馬券購入基準値を公開する
予定です。






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