競馬予想的中の最大要因は何なのか?


競馬を予想については、世の中に色々な予想要因がありまして、ある人は、過去のタイム理論に基づき予想さ
れている方や、過去の入着順位に着目して予想される方や、騎乗騎手に重きを置いて予想される方、あるいは
父系や母系の血統に重きを置いて予想される方もいますし、調教状況に重きを置いて予想される方もいます、
レースによっては外枠と内枠の有利不利も加味する方もおられます。
あるいはこれら多くの要因を色々と組み合わせて予想される方もおられます。

私は、「競馬予想的中の最大要因は何なのか?」というのが、競馬予想ソフト開発の最大の難問と思っていま
す。
タイム理論要因や過去の成績要因や血統要因等、どの要因が予想的中の最大要因なのかという難題を解決
できれば予想は的中するはずですが????
レースによって、タイム理論が良い馬が勝つたり、最近の入着順位が良い馬が勝ったり、父系血統の競馬場適
性が良い馬が勝ったり、父系血統の距離適性が良い馬が勝ったりと、レースによって異なるのが実際の競馬の
結果になっています。
予想にあたって、タイム理論要因を最大要因とするのと、過去の成績要因を最大要因とするのと、血統要因を
最大要因とするのでは、同じ馬の予想印が無印になったり本命になったりと全く違う予想になってしまいます。

ハンター方式の競馬予想ソフトADINHUNTER5では、大きく以下の4ステップで予想をすることになります。
ステップ1,約10種の主要予想要因を算定します。
ステップ2,約10種の予想要因を組み合わせた3位以内入着の高い複勝軸馬を抽出します。
ステップ3,「約10種の予想要因」と「複合予想要因の複勝軸馬」について、過去3年のデータからどのように重
み付け配分すると最終的に3位以内入着率が一番高くなるかによって基本的な予想順位を算定します。
ステップ4,開催時の速報成績に基づき、今開催における「約10種の予想要因」と「複合予想要因の複勝軸
馬」について最適な重み付け配分を算定して、開催時の最終予想順位を算定します。

ハンター方式のADINHNTER5は約10種の主要予想要因を活用して予想をしていますが、ADINHNTER5
の主要予想要因としては、以下大きく3つに分類しています。
1,「成績」分類予想要因
1−1,その馬自身の成績(タイム理論能力・過去10走の成績・JRAデータマイニング)
1−2,その馬が過去に対戦した馬達のその後の成績
2,「血統・調教師」分類予想要因
2−1,父系・母系血統の成績
2−2,競馬場・芝ダ別の調教師・父系血統の成績
3,「変化」分類予想要因
3−1,芝ダ変更・休養明
3−2,調教状況
3−3,過去の不利克服など
そして、ADINHUNTER5では、毎月最新の成績に基づき算定した基準値提供というかたちで、人口知能的に
毎月最適予想ができるようになっています。

実際には、毎週の競馬を経験すると、週によって(あるいは土曜日と日曜日によっても)1−3着入着に影響し
た予想要因は異なるのが実情です。
ADINHUNTER5では、毎月の基準値更新で、競馬場・芝ダ・競走条件別に、各予想要因の重み付け(どの予
想要因が勝利にどの程度貢献しているのか)の配分を算定していますが、あくまで基準値は確率的に最も期待
される予想要因の重み付けです。
毎週の競馬では期待重み付けとは異なる場合が多々発生するのが実情で、ADINHUNTER5ではハンター方
式の最大ポイントである、開催中の速報成績に基づく開催中の競馬場・芝ダート・競走条件別の各予想要因の
最適配分を把握して、その後のレースに反映できる機能「速報成績から予想要因重み付け配分自動設定出馬
表再作成」機能を保有しており、開催中の最適予想要因配分に基づく予想ができるようになっています。

例えば、成績分類の過去10走の成績という予想要因一つをとってみても、過去5走が2桁着順の馬が勝ってし
まうのが競馬ですし、血統・調教師分類の父系・母系血統の成績という予想要因でも馬場状態(時計の早い馬
場や遅い馬場等)によっては全く能力を発揮できない場合もあります。
今回のADINHUNTER5の大幅バージョンアップ前でも、ADINHUNTER5の「今週活躍馬分析」で開催中の
どの予想要因の馬が活躍しているかを把握することはできましたが、約10種の予想要因の重み付け配分を的
確に今後の予想に反映することは人間技では不可能で、今開催は単に血統適性の良い馬が活躍して対戦適
性が良い馬は不調だといった程度がわかる程度で今後の予想に反映するのも難しいというのが実情でした。
今回のバージョンアップで、短時間で膨大な処理を可能するパソコンの能力を駆使して、開催中の最適予想要
因配分に基づく予想をパソコンが自動(処理ボタンのワンクリック)で処理してくれるようになりました。
ただし、「速報成績から予想要因重み付け配分自動設定出馬表再作成」機能は膨大なデータ処理が必要にな
る為、パソコン能力にもよりますが処理時間として数分(選択された処理によっては10分以上)の時間が必要
になります。
又、良馬場から不良馬場への変化といったような、馬場状態が急激に変化している場合は、「速報成績から予
想要因重み付け配分自動設定出馬表再作成」機能は効果が発揮できない場合があります。



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