獲物を狙うハンター方式について
by morics




近代競馬は年々的中が難しくなってきている感じがしております。
過去に競馬予想では人気が高かった、いわゆる「タイム理論をベースにしたスピード指数」や「レイテイング指
数」だけでは近代競馬には全く歯が立たなくなってきている感じで、昔は、スピード指数等のタイム理論による
「馬の能力」のみの判断でも馬券的中できましたが、最近の競馬では、
1.脅威の能力を持ったサンデーサイレンス系の血統が浸透して馬の能力差があまりなくなってきた。
2.調教技術等の進歩で出走馬の体調の良し悪しの差があまりなくなってきた。
等により、出走馬の能力差が非常に少ないレースが多く、馬の能力が高いだけでは上位に来るのは難しく、能
力が高く且つコース適性(特に開催時点のコース適性)の両面から馬券検討することが必須条件になってきて
いる感じがしております。
競馬環境変化が激しい近代競馬では、馬券検討には、「馬の能力」に加えて、最近の競馬環境に対応した調教
技術と新種牡馬の活躍を反映できる「調教能力と新種牡馬傾向」と「コース適性」の両面からの検討が非常に
重要で、「獲物を狙うハンター方式」では、「過去のデータから判断できる競馬環境変化の把握」と「開催時点の
速報データから判断できる馬場状態に対応した脚質の有利不利及び速報データから判断できる活躍馬状況か
らの予想要因の最適配分」という両面からの判断が重要と思っております。

馬券購入をされた方は皆、「軸馬はきたが相手馬が違った」という経験をいやというほど経験されていると思い
ますが、馬券購入の結果のパタンーは通常以下になります。
・軸馬と相手馬共に来た
・軸馬はきたが相手馬が来ない
・軸馬も相手馬も来ない
特に、「軸馬も相手馬も来ない」というようなレースはどんなに幅広く馬券購入しても絶対に的中できないレース
と私は考えておりまして大抵の場合は高額配当が多い傾向で、「軸馬と相手馬共に来た」レースは配当が低い
傾向が多く、「軸馬はきたが相手馬が来ない」というレースを的中するように競馬予想の考え方を変えることが
近代競馬では非常に重要で、「軸馬はきたが相手馬が来ない」といったレースはそこそこ高い配当になっている
ことが多く、回収率向上には「軸馬はきたが相手馬が来ない」レースを軸馬から幅広く馬券を流すことで的中馬
券に変えることが最重要と考え、「軸馬も相手馬も来ない」レースを切り捨てて、「軸馬と相手馬共に来た」・「軸
馬はきたが相手馬が来ない」という2つのレースに絞り込むことが必須条件で、特に「軸馬はきたが相手馬が来
ない」レースを的中することが回収率向上に最重要と思っております。

私の経験では、「軸馬も相手馬も来ない」というようなレースはいくら過去のデータを検討しても絶対に馬券的中
できないレースと思っており、「軸馬も相手馬も来ない」というようなレースを切り捨てて、「軸馬と相手馬共に来
た」・「軸馬はきたが相手馬が来ない」という2つのレースの中で特に「軸馬はきたが相手馬が来ない」レースを
的中する為には、「信頼度の高い軸馬候補」と「配当妙味が高い馬」を適切に判断する必要があり、「信頼度の
高い軸馬候補」と「配当妙味が高い馬」の両馬が出走するレースに絞り込んで馬券を購入する方式を私は「獲
物を狙うハンター方式」と呼称しております。

恐らく、日本全国の馬券購入されておられる方は、各人各様の判断基準に基づいて「軸馬の絞込判断」と「配
当妙味の高い馬の判断」から『馬券購入レースの絞込』をされておられるはずですが、各人の持っておられる判
断基準によって回収率は天と地の違いが出てしまうと思っております。

競馬環境変化対応科学的競馬投資ソフト:Adinhunter5は、「不確かな条件下で馬券を購入せずに、できる
だけ必要な情報を把握してから馬券購入する」ことを大前提に、
1、競馬環境変化を的確に把握する。
2.開催時点の馬場状態・活躍馬状況を的確に把握する。
予想を基本にしております。


近代競馬では、各レースは条件別に行われますので、クラス分けされた馬同士で競走する(新馬・未勝利を除
く)という競馬の原点に立って競馬を考えることが重要と思っており、「過去の成績から判断した年間平均的な
能力」よりも、「最近の競馬環境変化に対応した能力発揮度」や「馬場状態に応じた能力発揮度」の方が競馬予
想では重要ではないかと考えるようになっており、クラス分けされた能力が拮抗した馬はどの馬が来ても不思議
ではないという考え方に変わってきつつあります。
私が「軸馬の絞込判断」と「配当妙味の高い馬の判断」から『馬券購入レースの絞込』を重要視する背景には、
クラス分けされた馬同士で競走する競馬では「どの馬が来ても不思議ではない」ということを前提に、幅広く馬
券を流す必要があると考えるようになってきており、幅広く馬券を流すには資金が限られていることから特に「レ
ースの絞込みと軸馬決定」が必須という考えに至った次第で、更に的中したら回収率は100%以上になるよう
に「配当妙味の高い馬の判断」を的確にすることが重要と思っています。

私の経験では、「軸馬も相手馬も来ない」ようなレースは全レースの30−50%位あり、お金をどぶにすてるレ
ースと思っております。
お金をどぶに捨てないようにするのは、「軸馬の絞込と配当妙味の高い馬の的確な判断から馬券購入するレー
スに絞込んで馬券を購入する」ことが非常に重要と思っており、この実現の方法が「獲物を狙うハンター方式」
です。

私の最近の購入馬券の種類はワイドと3連複が主馬券ですが、信頼度の高い「配当妙味の高い馬」が出走して
いる場合は、配当妙味の高い馬の単勝馬券と配当妙味の高い馬を1着固定にした3連単馬券を購入するので
すが、的中すると高額配当になりますが、なかなか的中しないのが実情ですが。
私の独断ですが、的中の可能性が限りなくゼロに近いWIN5馬券を購入するよりも、配当妙味の高い馬の単勝
馬券と配当妙味の高い馬を1着固定にした3連単馬券を購入するほうが私には適していると思っております。
実際には、配当妙味の高い馬を1着固定にした3連単馬券を購入することは少なく、実際の高配当馬券狙い
は、「軸馬」と「配当妙味の高い馬」のワイド馬券と3連複馬券が主馬券です。

そして、新馬・未勝利戦をのぞくと、クラス分けされて能力が均衡した馬同士で競走する近代競馬では「どの馬
が来ても不思議ではない」ということを認識することも重要で、
1、クラス分けされて能力が均衡した馬同士での競走
2、過去のデータのみに基づく予想の限界
3、出遅れ・落馬・進路妨害等の騎手問題の対抗策
という競馬の原点にたってAdinhunter5を使用して購入する馬券は、購入する主馬券としては「出遅れ・落
馬・進路妨害等」の発生を考えると「ワイド」馬券を推奨することになります。

最近の過去5年間の平均配当を分析した結果ですが、
・休養明馬が3着以内に来たレースの平均配当は、休養明馬や芝ダ変更出走馬が3着以内に来なかったレー
スのワイドで約1.38倍で3連複で約1.68倍の高配当。
・芝ダ変更出走馬が3着以内に来たレースの平均配当は、休養明馬や芝ダ変更出走馬が3着以内に来なかっ
たレースのワイドで約1.46倍で3連複で約1.92倍の高配当。
という分析結果になっていて、やはり休養明馬や芝ダ変更出訴馬は配当妙味が高いという結果になっており、
特に芝ダ変更出訴馬は非常に配当妙味が高いという分析結果でした。
そんな背景から、最近の私は未勝利戦の馬券を休養明馬とか芝ダ変更出走馬を絡めて馬券購入することが多
くなっております。
以前は、私は基本的には未勝利戦の馬券は殆ど購入しないようにしておりましたが、最近では未勝利戦の馬
券が的中するかどうかが収支に大きく影響するようになって来ている次第です。
私の拙い過去の経験からですが、近代競馬では、ある程度の高額馬券を的中させないと収支プラスにするの
は不可能というのが私の基本的な馬券検討方針になっております。
競馬というのは、配当が低い馬券を多く的中するよりも高額馬券を1点だけ的中した方が収支が良い場合が多
いというのが私の経験です。
別の観点では、実は低い配当馬券を的中させるのが難しいという背景には、近代競馬では本命対抗で決まる
よな堅いレースは少なく、低い配当のレース自体が少ないということが背景にあります。
低い配当で決まるレースが少ないにもかかわらず、本命対抗を中心にした馬券を購入しても、なかなか的中し
ないのは勿論ですが、的中しても配当が低く、収支プラスになることが少ないと私は思っており、それならば、配
当の高い馬と本命あるいは対抗といった配当の低い馬の2頭を中心に馬券を購入した方が収支プラスになる
可能性が高いと私は判断して馬券購入するようにしております。

そんなことで最近は、「信頼度の高い馬と配当妙味が高い馬の2頭軸」の馬券検討用にAdinhunter5の分析
機能である「2頭軸絞込分析機能」を活用しており、あらためて「獲物を狙うハンター方式」の重要性を再確認し
ている次第です。
更には、馬券検討の馬券種類に関しても、回収率向上と言う観点から「買い目点数が少なく且つそこそこの配
当」という点で、2頭軸3連複馬券の有効性を再認識しております。
競馬では、どの馬券種類でどの軸馬からどの相手馬に流すかによって回収率は大きく違ってきてしまいます。

競馬はある程度配当が高い馬券を的中しないと回収率100%を超えないというのが私の基本的な考え方で
す。
そういう意味で最近の私はある程度配当が高い馬券を中心に検討して、馬券検討に際して重要視している予
想要因は以下3要因が多くなっています。
1、3位以内に来る可能性が高い複勝軸馬候補。
2、過去3出走で不利を克服して上位に来ている馬場脚質不利克服馬。
3、競馬環境の変化に対応した休養明馬や芝ダ変更出走馬等を判断する調教師種牡馬適性。
これら私が重要視している上記3つの予想要因は配当面で特徴がありまして、
・複勝軸馬候補は殆どが人気馬。
・馬場脚質不利克服馬は人気馬の場合も人気薄の馬も混在。
・調教師種牡馬適性は多くの場合人気薄の馬が多い。
ということで、人気薄の馬が馬券対象になる要因が3つのうち2要因も占めているというのが最近の私の馬券
検討の特徴で、的中した場合はそこそこ高い配当になるような予想要因を重要視している次第です。

競馬では3レースに1度位の割合で馬券的中しても配当が低ければ回収率は100%を下回る場合が多いので
すが、6レースに1度くらいしか馬券的中しないけれどの配当がそこそこ高ければ回収率は100%を上回る場
合が多いということでして、逆に低配当の馬券を的中しようとしても人気馬同士で決着するような低配当馬券は
なかなかなか発生しないというのも事実ですので、そこそこ高配当の馬券を狙うというのが私の最近の馬券検
討方針ですが、但し単に配当が高い馬券をがむしゃらに購入するのではなく、自分なりの高配当予想要因を重
要視することで、配当妙味が高い「過去3出走で不利を克服して上位に来ている馬場脚質不利克服馬」と「競馬
環境変化に対応した休養明馬や芝ダ変更出走馬を判断する調教師種牡馬適性」という配当妙味が高い2つの
予想要因を重要視しているおります。
・過去の入着順だけではなく、馬場脚質不利克服馬で過去3出走での不利状況を加味して判断。
・休養明馬や芝ダ変更出走馬等の判断が難しい馬を調教技術や種牡馬という血統面から自分独自の適性を
加味して判断。
という2要因を重要視して配当妙味が高い馬券を的中するような自分独自の工夫をしている次第です。

短時間で膨大なデータを処理できるパソコンがなければ、私の考える「獲物を狙うハンター方式」は実現できな
かったのですが、最近のITの進歩に伴い実現できる環境になってきております。パソコン価格も私がパソコンを
始めた頃から考えるとただ同然と言ってもいいような安さになっています。
現在は、安価で且つ「膨大なデータを短時間で処理できる」能力を保有したパソコン能力を有効活用して「獲物
を狙うハンター方式」を実践できる時代になっています。

「獲物を狙うハンター方式」は私の勝手な好みの方式で、他人さまに同様に「獲物を狙うハンター方式」を薦め
るつもりは全くありません。
ユーザー様がAdinhunter5を有効活用した「ユーザー独自の科学的競馬投資方式」を確立されることを期待
している次第です。






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