8) 瀧樹神社(土山町前野) : 2016年4月2日 ユキワリイチゲ、ミヤマカタバミ 2016年花・鳥・その他に戻る 瀧樹神社は、滋賀県の神社庁によれば、御祭神は速秋津日子神、 速秋津比賣神である。川田神社として地主神を祭ったのが始まりである。仁和元年に、滝原宮より速秋津日子神、速秋津比賣命の二柱を地主神の城内に合祀し、これをきっかけに社号を川田神社滝大明神とした。郷中の総社とし、応永年中、地頭岩室主馬頭橘家後が樹の文字を加へて滝樹大明神と改めた。本殿、拝殿がある。天満宮も置かれている。主な祭礼は、ケンケト踊(町指定、祭礼日は5月3日)で、甲賀市の観光案内によれば、室町時代から始まった田楽踊りが現在に伝承されていると云われている。小学生の男子が孔雀などの羽を付けた飾りを頭に被り、袴に振袖姿で太鼓などを打ち鳴らし棒振り2人が踊る。宿から踊り場までは大人に肩車され移動する。また花蓋に沢山の金封や景品が取り付けられた造花が差し込まれておりこれを若者たちが激しく奪い合う。(県下の花奪神事の中でも一番激しいといわれる奪い合いである)。ユキワリイチゲのあたりには2本の目を引く大木がある。一つは天狗杉で、杉の前にある「御神木」の石碑に幹周は6.82mと書かれている。もう一つは、ムクノキで天狗杉の近くにある。樹名がかかれた案内板がある。いずれも周囲はユキワリイチゲの群落があり保護区にされ、立ち入り禁止となっている。
自宅(9:30)−瀧樹神社(10:30〜11:30、見学)−ふれあい公園「青土ダムエコーバレイ」(11:50〜12:50)〜昼食〜守山自宅 読売新聞には、毎週金曜日に郷土関係の付録新聞がついてきて、季節の花や風景の写真が紹介される。20016年4月1日の記事には瀧樹神社のユキワリイチゲが紹介されていた。ネットでは、3月20日前後が花の時期らしい。時期は去っているとはいえ、誘惑に勝てず、6歳の迷カメラマンを連れ、出かけた。自宅から30qあまり、1時間ほどで着いた。記事を見てだろうか、駐車場には車があった。撮影中にも人が訪れ、影響の大きさを知った。国道1号からは裏手の駐車場にあたり、鳥居を抜け、杉林を行けば本殿横に出る。ウメの花、サクラもあって早々にお参りをする。林床にはタチツボスミレが咲いている。本来の入り口に進み、野洲川に面したところに出れば、神社の看板、ご神木の天狗杉に出会える。幹回り 6.8m、見上げるほどの大木が立っている。足元にはお目当てのユキワリイチゲの群落だ。ネットで見るような薄紫ではなく、ほとんど白に近くなっていて、時期はずれが感ぜられる。一回りするような設定でぐるりと見学する。日陰や奥の方は花もしっかりでまずまず撮影できた。ミヤマカタバミの白い花もたくさんで、春を感じることができる。サクラも咲いて日差しの中で映えている。迷カメラマンも一生懸命写真を撮っている。何組かの見学者ともすれ違い挨拶を交わす。神社境内も牛の像が置かれ、そこそこ見どころもある。パンフレットもあって、5月3日に行われるケンケト踊も詳しく知ることができる。 この後、近くにあるふれあい公園「青土ダムエコーバレイ」に寄った。詳しくは下の紹介記事を参照。子供には楽しい場所だ。長い滑り台を何回も何回も付き合いさせられた。帰りは遅いお昼になった。
紹介 @青土ダムエコーバレイ 滋賀県甲賀市にあるふれあい公園「青土ダムエコーバレイ」には、自然を満喫できる 施設がたくさん揃っている。キャンプ場でのバーベキューはもちろん、季節ごとに様々 なイベントや体験を実施しております。遊戯施設や自然の中で思いっきり汗を流すもよし、桜や紅葉を楽しみながら、バーベキューでお腹いっぱいにするもよし、自分なりのキャンプの楽しみ方を見つけて下さいとある。11月には、青土ダム湖では「わかさぎ釣り」が始まる。桜にコブシ、野鳥観察コースもある。夏休み体験教室としては、石窯体験、万華鏡づくり体験、焼杉体験、染物体験、魚つかみ体験(川魚を手づかみ:マス、イワナ、アユ、アマゴ)もある。(以上、青土ダムエコーバレイの案内より引用) 2016年花・鳥・その他に戻る、 作成日: 2016年4月5日 |