10)クロアゲハ チョウの図鑑に戻る
クロアゲハ(黒揚羽、学名Papilio protenor)は、チョウ目・アゲハチョウ科に分類されるチョウの一種。成虫の前翅長は45-70mmほどである。翅の表裏とも黒色で、裏面には後翅外縁に赤斑が並び、日本産のものには尾状突起がある。オスには後翅前縁に白い帯が見られる。この白い帯は時間と共に黄味をおびる。春型は夏型よりも小形で、赤斑が発達し、色もより濃い黒色をしている。4月から8月ごろまで年に2-4回発生する。ジャコウアゲハやオナガアゲハ、カラスアゲハなどと比べて尾状突起が短い。幼虫はナミアゲハと似ているが、緑色の部分が濃く暗めである。台湾、中国からヒマラヤにかけて広く分布し、日本においては、ssp.demetriusが本州以南の都市近郊や山地に生息している。幼虫の食草は、カラタチ、ユズ、サンショウ、ミヤマシキミなどの柑橘類の葉である。(ウイキペディアより引用)

 身近に見かけるチョウの一つである。なかなか止まってはくれないが、よく見かけるだけあって撮影の機会も多い。山登りの際にも多く見られ、林の周辺でもよく見かける。八重島諸島で撮影した写真をあげる。

  
   2009年4月28日 竹富島
  
 2009年4月29日 西表島 
  
 2009年5月4日小浜島

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作成日: 2019年7月14日