106) フジミドリシジミ  チョウの図鑑に戻る  
 フジミドリシジミ(富士緑小灰蝶 Sibataniozephyrus fujisanus)は、チョウ目シジミチョウ科に属するチョウの一つ。 ゼフィルスと呼ばれる一群の1種。日本産ミドリシジミ13種のうちでは翅表が最も青に近い。翅裏は他の多くのミドリシジミ類と違い白色で濃淡の帯を持ち、尾状突起の付け根に赤斑を持つ(同様に翅裏が白くなるウラジロミドリシジミでは赤斑はほとんど目立たない)。成虫の時期は他種と比べて遅く、6月ごろから発生し8月ごろまでいる。6月末から7月にかけてが最も多い。主要4島に分布するが生息地は分断されており、北海道では南部のみに生息する。食樹はブナ科のブナとイヌブナ。かなりの山地性である。(ウイキペディアより)
 フジミドリシジミは、滋賀県の北の山に登ると、ブナ林が多く、6月の時期ならばよくお目にかかる種類である。横山岳、駒ヶ岳(高島トレイル)などで出会いがある。出会いではなぜかじっと目の前に止まってくれ、じっくりとカメラで撮影できる。区別も簡単である。

 
  2008年6月27日横山岳

   
   2015年6月14日 駒ヶ岳(高島市)                       同左

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作成日: 2018年8月2日