166)クロヒカゲモドキ チョウの図鑑に戻る 
 クロヒカゲモドキ(黒日陰擬/擬黒日陰 Lethe marginalis)は、チョウ目(鱗翅目)タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科に分類されるチョウの1種。ヒカゲチョ
ウグループの古形遺存種とされる。同属のクロヒカゲと非常によく似かよっているが、本種は全体的にやや大きく、翅外縁がさらに丸みを帯び、前翅裏
の先端部にある眼状紋は3つ(クロヒカゲ・ヒカゲは2つ)である点で区別可能。タケ科をメインの食草とするクロヒカゲ・ヒカゲと違い、食草はアシボソ・チ
ヂミザサ・サイドガヤススキ・オオアブラススキなどのイネ科植物。卵は葉の裏に1個から数個産みつけられる。越冬態は4〜5齢幼虫。分布は、本州中
部以南・四国・九州の内陸部に分布するが、分布域は不連続である。九州の個体群は絶滅が危惧されている。国外ではロシア極東・中国・朝鮮半島。(
ウイキペディアより)   
 
7月に入り、クロヒカゲモドキの時期になった。曇り空で現地に着いてしばらくすると空からぽつぽつと降りだした。粘ったあげく、最後の挑戦で黒っぽい
チョウが出る。後を追う。曇り空で気温が低いせいかすぐにとまってくれた。待望のクロヒカゲモドキだ。少し追い払うが、すぐにとまり、じっくりと撮影でき
た。

   
   2015年7月4日京都府宇治田原                  同左

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作成日: 2017年7月11日