226) アオバセセリ チョウの図鑑に戻る アオバセセリ(青羽? Choaspes benjaminii)はチョウ目(鱗翅目)セセリチョウ科に属するチョウの一種。翅の色は緑青色で、後翅の端に橙黄色の範 囲がある。前翅長は23-31mm。セセリチョウとしては日本国内で唯一青色の翅を持つ種である。越冬態は蛹(稀に幼虫)。母蝶は卵を芽や若葉などに それぞれ単独で産みつける。幼虫の食樹は、アワブキ、ヤマビワ、ミヤマハハソなど。幼虫は黄色と黒のしま模様の体に赤色の頭部を持つ芋虫姿をし ている。食樹の葉を丸めて巣をつづりその中に棲む。成虫は年2回、5-9月頃に発生する。温暖地では10月ごろに第3化が出る場合もある。分布は、本 州から沖縄にかけて分布。山地の林縁部や渓流沿いで見られる。国外では東洋区、中国大陸、朝鮮半島。 アオバセセリは、2009年4月27日八重山諸島遠征時、石垣島真栄里ダム周辺での撮影が最初である。その翌年の2010年6月12日比良山系武奈ヶ岳 の細川越えコースを歩いた時が2度目である。いずれも春であった。 2009年4月27日 石垣島真栄里ダム周辺 2010年6月12日比良山系細川越え登山 チョウの図鑑に戻る 作成日: 2017年10月29日 |