23):エゾシロチョウ チョウの図鑑に戻る エゾシロチョウ(学名:Aporia crataegi)は、チョウ(鱗翅)目 シロチョウ科 モンシロチョウ亜科エゾシロチョウ族に属するチョウ。和名は翅が白いことに由来する。翅には黒い紋がない。大型のシロチョウで,前翅の開張幅 66mm程度。翅の外観は、透き通った様たようで、鱗粉は少く、やや黄色を帯びた白色で、外縁部やつけ根部分は暗色を呈する。成虫は年1回発生し、平地で6月中旬から7月中旬にかけ、山地で7月上旬から8月上旬ごろに出現する。食草はエゾノウワミズザクラ、エゾヤマザクラ、リンゴ、カイドウ、ボケ、サンザシなどバラ科栽培植物である。幼虫は群生し、産って集団で生活し,3齢幼虫で集団で越冬する。ユーラシア大陸に広く分布し、日本では北海道にのみみられる。 北海道に行けば、ほとんどどこででも見られ観察記苦労することはない。公園では訪花した個体をゆっくりと撮影することができる。透き通ったタ様子はとてもきれいだ。 2011年7月3日 雨竜沼周辺 2006年7月8日北大植物園 チョウの図鑑に戻る 作成日: 2017年7月16日 |