25):エゾヒメシロチョウ   チョウの図鑑に戻る 
 日本の北海道に生息する。平地〜低山地に生息し、北海道内の道南や道北を除く全域に生息している。海外では、ユーラシア大陸を中心に生息している。発生は、年2回で、5月中旬〜6月(春型)と7月〜8月(夏型)の2度である。食草はクサフジ、ツルフジバカマ、エゾレリンソウなどのマメ科植物である。越冬は蛹の状態でする。モンシロチョウよりやや小型で、翅は細長く、緩やかに飛翔する。翅の地色は白色で、前翅先端に黒斑紋がある。黒斑紋は雄では大きく、雌では小さくやや不明瞭である。近似種のヒメシロチョウと比較して、前翅先端が丸みを帯びている。
 2017年の5月に、本種とチャマダラセセリの撮影を目的に遠征した。有名なポイントである駒里にて無事撮影することができた。

   
   2017年5月18日 駒里                    同左                          2017年5月17日幕別町東宝
 
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作成日: 2017年6月24日