28)キタキチョウ  チョウの図鑑に戻る 
 
キチョウ(黄蝶、Eurema hecabe)は、チョウ目・シロチョウ科・キチョウ属に分類されるチョウの一種。草原や畑、道端や市街地などでごく普通に観察できる。従来「キチョウ」とされていた種は、キチョウ(ミナミキチョウ、南西諸島に分布)とキタキチョウ(Eurema mandarina、本州〜南西諸島に分布)の2種に分けられることになったが、外見による識別は困難である。。形態・生態であるが、前翅長は20-27 mmで、近縁のモンキチョウよりもやや小さい。翅は黄色で、雄の方が濃い色をしている。前翅、後翅とも外縁は黒色に縁どられ、裏面に褐色の斑点がある。夏型と秋型があり、前者は外縁の黒帯の幅が広いが、後者は黒色の縁が先端に少し残るか、もしくはない。成虫は年に5、6回発生し、越冬も行う。早春には活発に飛び回る姿が見られる。卵は幼虫の食草の若葉や新芽に1個ずつ丁寧に産み付けられる。大きさは1 mmほどで乳白色。孵化直前には黄がかったクリーム色に変色する。形はシロチョウ科に共通する紡錘形で、縦に細かい条線が走る。幼虫の食草はネムノキ、ハギ類(メドハギなど)のマメ科の植物。分布であるが、アフリカ中部以南、インドから東南アジア、そしてオーストラリアと世界的にも広く分布し、地域によって多様な亜種がある。日本においては、秋田・岩手県以南の本州、四国、九州、南西諸島に分布する。(ウイキペディアより) 
 春から秋までどこででも終日観察される。ミネラル補給や給水の集団を挙げる。ごく最近の撮影である。

    
       2016年8月19日 山口県林道         2017年9月17日自宅菜園でミネラル補給
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作成日: 2017年9月19日