30) クロテンシロチョウ  チョウの図鑑に戻る 
 
クロテンシロチョウは、学名:Leptosia nina、チョウ目シロチョウ科のチョウである。前翅長は20mm程度、開張すれば50mm程度の大きさである。前翅に黒丸が目立ち、この形態で命名された。吸蜜はセンダングサ類、オキナワクルマバナ、シマヒメタデ、ヌマダイコンなど多くの植物で見られる。幼虫の食草は、フウチョウソウ科のギョボクなど。沖縄県の八重山諸島では、ほぼ年中見ることができる。かっては迷蝶であったが、1988年以降、与那国島で定着し、その後八重山諸島の各島で観察されている。森林や林縁の地表すれすれをゆったりと特徴的に飛ぶ。
 与那国島、西表島、石垣島、訪問の度に観察、撮影をしている。よくとまり、撮影にはあまり苦労しない。

  
     2015年5月13日 石垣島             2012年5月8日 与那国島             2009年4月27日石垣島バンナ公園布
 
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作成日: 2017年12月2日