47)ヤマトスジグロシロチョウ   チョウの図鑑に戻る 
 ヤマトスジグロシロチョウは、チョウ目(鱗翅目)アゲハチョウ上科シロチョウ科に分類されるチョウのひとつ。2001年、エゾスジグロシロチョウ P. dulcinea とヤマトスジグロシロチョウ P. nesis の2種に分けられた。北海道西部から本州(紀伊半島は中部以北)、四国、九州中部以北まで。主として平野〜山地に生息する。
スジグロシロチョウと非常によく似ており、見分けは難しい。夏型のオスは前翅の黒い斑紋点の二つのうち、上の斑紋がヤマトスジグロシロチョウは丸っぽく、スジグロシロチョウでは発達して上下の翅脈にまだ達し、角型になる。メスはヤマトスジグロでは下の斑紋が余りぼやけない傾向がある。翅は全体的に丸っぽい。ヤマトスジグロシロチョウはエゾスジグロシロチョウと呼ばれていたが、北海道中部以東に生息するものと別種と分かり、北海道中部以東に生息するものをエゾスジグロシロチョウ、北海道西部から南に生息するものをヤマトスジグロシロチョウと別種に分けられました。
食草は、アブラナ科のハタザオ類が主で、地域によってハタザオ類の名前が違っている。モンシロチョウは栽培種のアブラナ科を食べるが、ヤマトスジグロシロチョウやスジグロシロチョウは栽培種はあまり食べない。
いずれにしろ、スジグロシロチョウ、ヤマトスジグロシロチョウ、エゾスジグロシロチョウの分類は難しい。(引用はウイキペディア)
 スジグロシロチョウは観察しても、最近は撮影することが少なくなった。余呉町の中河内にスギタニルリシジミを撮影に行ったときに確認できた。メスや単独ではなかなか判別がつかない時が多い。スジグロシロチョウとして片づけている傾向がある。
 
  
  2016年4月26日滋賀県余呉町中河内 
 
  2019年5月8日開田高原            

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作成日: 2019年9月16日