53)ウスアオオナガウラナミシジミ  チョウの図鑑に戻る 
 
ウスアオオナガウラナミシジミは、学名 Catochrysops panormusのシジミチョウ。迷蝶とされ、1957年に西表島で確認され、八重山諸島で定着している。秋に多く見られる。オスの翅の淡青色、メスは暗褐色、後翅裏面に橙斑で彩られた黒点が目立つ。食草は、マメ科のクロバナツルアズキ、クロヨナ、タイワンクズである。分布は沖縄県帰八重山諸島、沖縄本島、宮古島、石垣島、竹富島、小浜島、西表島、与那国島など幅広い。平地や低山の林辺、草地。日中、活発に活動する。
 八重山諸島の撮影に何度か行っているが、何度の出会いがあり、撮影することが出来た。直近では、2018年7月の八重山諸島遠征である。与那国島の久部良岳への林道で、望遠でのやや遠い距離での撮影になった。判別はそれほど難しいものではない。2010年度は西表島だった。

 
   2018年7月1日 与那国島久部良岳            2010年11月1日西表島      

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作成日: 2018年7月30日