63)エゾミドリシジミ  チョウの図鑑に戻る  
 エゾミドリシジミ(蝦夷緑小灰蝶 Favonius jezoensis)は、チョウ目シジミチョウ科に属するチョウの一つ。ゼフィルスと呼ばれるグループの一種。翅裏は灰色地で、暗灰色の縁取りを持つ白帯が縦に走る、ミドリシジミ類では一般的な模様。Favonius属の他のミドリシジミと同様、雄の翅表の光沢は青みが強く、野外での同定は訓練が必要。とくにジョウザンミドリシジミと似るが、本種の方が尾状突起が短く、前翅から後翅肛角にかけての白帯は等幅。白帯を縁取る暗灰色帯はジョウザンに比して濃い。落葉広葉樹林に依存し、ブナ科のミズナラを主な食樹とする(コナラ・カシワの場合もあり)。越冬態は卵。幼虫はシジミチョウ科の特徴である小判形で白色。成虫は6月下旬から8月にかけて見られる。雄の占有飛翔は日中。訪花習性は強い。分布[であるが、国内では北海道内陸部・本州の東北地方〜中国地方の日本海側・三重県・奈良県・四国内陸部・北九州内陸部に分断されて分布する。日本固有種のため国外にはいない。(ウイキペディアより)

 
エゾミドリシジミは、滋賀県の山に登ると、ミズナラが多く、6月の時期ならばよくお目にかかる種類である。比良山系、高島トレイルなどで出会いがある。じっくりとカメラを構え、良い写真が撮れた。

  2012年6月27日比良山系坊村

  
   
   2018年6月22日高島市マキノ                         同左

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作成日: 2018年8月2日