65)オオミドリシジミ  チョウの図鑑に戻る  
 オオミドリシジミ(大緑小灰蝶、Favonius orientalis)は、チョウ目(鱗翅目)シジミチョウ科ミドリシジミ亜科に属するチョウの一つ。ミドリシジミとよく似るが、属は違い少し離れた存在。翅裏は全体的に白っぽく、褐色と白の帯が前後の翅にわたってかかる。後翅肛角の橙斑は2つに分離し、前縁側のそれは黒斑が付いて目玉模様のようになる。尾状突起はやや長い。形態的にはエゾミドリ・ジョウザンミドリ・ハヤシミドリに類似する。その他にもクロミドリ、ウラジロ、ヒロオビが、同じファボニウス(Favonius)属に分類され、雄の翅表が青緑に輝く一群を形づくる(クロミドリだけは緑色ではない)。成虫は6〜7月ごろ発生(寒冷地では7月以降)し、雄は朝方活発にテリトリーを張り活動する。ミドリシジミ類では比較的低山地にも産する種で、乾燥気味の落葉広葉樹林帯などに見られるが、あまり多くはない。卵で越冬する。卵は枝上に数個まとめて産みつける。食樹はブナ科のコナラ・クヌギ・ナラガシワ・カシワ・ミズナラなど。主要四島に分布するが、九州では内陸部のみ。国外では中国大陸東北部、ロシア極東、朝鮮半島。(ウイキペディアより)

 
オオミドリシジミは、百名山である岩手山登山の際、中腹で撮影できた。まだ、朝のためかじっと葉の上で止まっている姿をじっくりと撮影することができた。別の機会は、ハチ高原の周辺である。ウスイロヒョウモンモドキの観察会に参加した際、観察会に参加された方に案内してもらった。比較的よく見られるそうだが、特にオオミドリシジミを意識して撮影に行ったことがない。
 
    
  2015年7月18日岩手山中腹                 同左

  
 
      2013年7月14日ハチ高原周辺

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作成日: 2018年8月3日