75)キリシマミドリシジミ  チョウの図鑑に戻る 
 キリシマミドリシジミ(霧島緑小灰蝶、Thermozephyrus ataxusまたはChrysozephyrus ataxus)は、チョウ目(鱗翅目)シジミチョウ科ミドリシジミ亜科に属
するチョウの一種。7〜8月にのみ出現する樹頂性のシジミチョウの一種。ミドリシジミの仲間は(クロミドリシジミを除き)雄は翅表に緑色の光沢を持ち、
雌は翅の中央に少々の光沢斑を持っていて翅裏は雌雄差がほとんど無いが、本種は翅表だけでなく翅裏でも雌雄差がある。雄の翅裏は灰白色、雌の
翅裏は褐色で中央に縦に走る白帯を持ち、いずれも後翅肛角の尾状突起付け根に朱色の斑紋がある。Thermozephyrusに属するミドリシジミは国内で
は本種のみ(ただし、ThermozephyrusはChrysozephyrusのシノニムとされることもある)。食樹はアカガシ・ウラジロガシ。卵は休眠芽基部に1〜数個産
みつけられ、そのまま越冬し翌年孵化する。分布であるが、本州の西丹沢から屋久島までいくつかの生息地がある(対馬含む)。いずれも山地。東北地
方以北にはいない。国外では中国大陸西部、朝鮮半島、ヒマラヤ、ミャンマー。(ウイキペディアより)

 滋賀県と三重県の県境にある石墫峠が有名である。三重県側は奥まで車で行けず、滋賀県が便利であるが、峠から先は障害物があって先に進めな
い。幸い峠付近は広く、車の駐車に困ることはない。早朝苦手で、良い時間に行ってみた。ポイントといわれるところは、長いネットを持った人たちで満
員、その上、なかなか下りてきてくれない。あたりを散策、帰り際にメスを撮影できた。

   
   2013年7月21日 鈴鹿石墫峠                      同左                
   
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作成日: 2017年7月7日