77) クロツバメシジミ  チョウの図鑑に戻る 
 
クロツバメシジミ(黒燕小灰蝶、 Tongeia fischeri fischeri)は、チョウ目(鱗翅目)シジミチョウ科に属するチョウの一種。小型の灰色のシジミチョウ。翅裏は灰色地で、白い縁取りのある黒点をもつ。また翅の外縁沿いでは黒点が2列に並び、後翅肛角の2個所はそれに加えて赤斑が伴う。ヤマトシジミ、ツバメシジミと似るが、赤斑の位置や、特徴ともなっているたいへん細く短い尾状突起などで、区別はたやすい。翅表は一様な黒色で和名の由来となっている。人家周辺から低山地で見られる。発生源となっている食草をあまり離れず、付近をちらちら飛翔し、すぐとまる。幼虫の食草はツメレンゲ・イワレンゲ・タイトゴメ・マンネングサ(ベンケイソウ科)で、母蝶は葉に卵を1つずつ産みつける。成虫は多化性で年3〜4回発生し、5〜11月にかけて見られる。越冬態は幼虫。本種は生息域が分断されており地理的変異が著しく、それぞれの分布域で翅の模様などに特徴が見られる。日本舞踊師範の藤間勘左はそういった本種の差異を研究している。(ウイキペディアより)
常念山脈縦走に合わせ、松本市周辺のポイントに行った。紹介された通り、ツメレンゲがたくさんあり、多くの個体が飛んでいた。周辺には、ミヤマシジミ、ミスジチョウ、コミスジなども見られた。

   
      2016年8月3日 松本市周辺                    同左                            同左  

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作成日: 2017年8月10日