84)サツマシジミ チョウの図鑑に戻る サツマシジミ(薩摩小灰蝶、Udara albocaerulea)は、チョウ目シジミチョウ科ヒメシジミ亜科に分類される蝶の一種。ルリシジミの仲間で、翅裏は明灰色 の地に黒斑を散らす。ルリシジミよりは一回りほど大きい。また前翅表に青色光沢があるが、その中央部にデルタ状の白色部があるなど近縁種との識 別はたやすい。幼虫の食草はサンゴジュ・ハクサンボク・ガマズミ(スイカズラ科)・バクチノキ(バラ科)・クロキ(ハイノキ科)。季節ごとに親蝶の産卵植物 が異なる。幼虫はつぼみや新芽を食べるので、その付近に産卵する。成虫は年4〜6回ほど発生し蛹で越冬(南西部では越冬態不定)。冬以外はほぼ いつでも見られる。花によく来るほか、湿地帯ではときに吸水集団をつくる。分布は、三重県以西の本州、香川県を除く四国、九州以南に分布。国外で は台湾、中国からヒマラヤにかけて生育する。(ウイキペディアより) 福江島は車でまわれば効率よく、島も時間を余り要することなく回れる。3箇所のうち2箇所は、海岸べりと、平らな台地上にあり、風の影響をまともに 受ける。2日とも風が強く、見つけるのに、窪地や崖の風の弱まった所を探した。サツマシジミはもしかしてチャンスがあればと思っていたが、幸運にも撮 影できた。 2015年9月8日 五島列島福江島 チョウの図鑑に戻る 作成日: 2017年7月8日 |