86)ジョウザンミドリシジミ  チョウの図鑑に戻る 
 ジョウザンミドリシジミ(定山緑小灰蝶 Favonius taxilaまたはFavonius aurorinus)は、チョウ目シジミチョウ科に属するチョウの一つ。ゼフィルスと呼ばれ
るグループの一種。体の大きさに比べて頭部が大きく、前翅先端はやや鋭角気味となり、林内を俊敏に飛翔する青緑色のシジミチョウ。翅裏は灰色地
で、暗灰色の縁取りを持つ白帯が縦に走る、ミドリシジミ類では一般的な模様。Favonius属の他のミドリシジミと同様、雄の翅表の光沢は青みが強く、野
外での同定は訓練が必要。とくにエゾミドリシジミと似る(本種の方が尾状突起が長く、白帯は後翅肛角にいくにしたがって細くなる)。ブナ科のミズナラ・
コナラ・カシワを食樹とするが、特にミズナラとの結びつきが強い。越冬態は卵。成虫は6月下旬から7月にかけて羽化する。雄の占有飛翔は朝方8時〜
9時ごろ。分布であるが、国内では北海道北東部・本州の東北地方〜中国地方の日本海側に分布する。分布域としてはエゾミドリ、メスアカミドリ、ダイセ
ンと近いが、本種は九州にはいない。日本国外ではロシア極東地域、中国大陸東北部、朝鮮半島に生息する。(ウイキペディアより)

 ウスイロヒョウモンモドキの観察会に参加した際に、縁あって紹介いただいた方にお願いして前日に案内をしていただいた。ポイントにはたくさんのジョ
ウザンミドリシジミが見られた。この機会に、ハヤシミドリシジミやキマダラルリツバメも観察できた。

      
   2013年7月14日 養父市ハチ高原周辺                同左                   
   
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作成日: 2017年6月25日