88)シロウラナミシジミ チョウの図鑑に戻る シロウラナミシジミは、学名Jamides alecto のシジミチョウ。迷蝶とされているが、最近は西表島や石垣島でて定着している。地色は淡褐色で、白色の波状斑があり、後翅の肛角部付近には橙斑で縁取られた黒斑が目立つ。表翅は白く、飛んでいるときは目立つ。 食草は、シュクシャ、ゲットウ、ウコン、ハナミョウガ、イリオモテクマタケランなどのショウガ科の蕾や花。分布は八重山諸島の、石垣島、西表島、与那国島などである。平地や低山の食草のある、林内、林縁に接した、空き地、農地、湿地を好む。日中の飛翔は穏やかで、食草の葉に止まる。朝と夕方にやや活発に活動する。食草付近から余り離れない。 八重山諸島の撮影に何度か行っているが、書籍に秋に多く見られると記載の通り、10月下旬に、名蔵ダムの周辺で撮影することが出来た。西表島の白浜で撮影された写真が良く出てくる。 2010年10月31日 石垣島名蔵ダム周辺 チョウの図鑑に戻る 作成日: 2018年8月1日 |