99)ハヤシミドリシジミ チョウの図鑑に戻る ハヤシミドリシジミ(林緑小灰蝶 Favonius ultramarinus)は、チョウ目(鱗翅目)シジミチョウ科ミドリシジミ亜科に属するチョウの一つ。ミドリシジミ類の中 でもオスの翅表が青緑色になる一群の一種。オオミドリシジミ属の他種、とくにヒロオビミドリシジミと似通っており、実際戦後までヒロオビミドリシジミは本 種と混同されていた。後翅の赤斑がクロミドリシジミのようにつながること、翅裏の白帯の内側にある暗色帯がやや細いことなどで判別できる。尾状突起 はジョウザンミドリシジミのように長い。成虫は、年に1回、6月中旬から7月中旬に発生する。卵で越冬する。ゼフィルスの仲間はブナ科を広範囲に食べ るが、本種はほぼカシワしか食べない。食樹の制約から分布は内陸になるが、山地性、高所性はあまり示さない。占有飛翔は早朝と夕方の2回行われ る。分布は、国内では北海道と東北から北陸にかけて、中国山地、大分県など。淡路島・四国にはいない。国外では中国東北部、朝鮮半島に分布して いる。(ウイキペディアより) ウスイロヒョウモンモドキの観察会に参加した際に、縁あって紹介いただいた方にお願いして前日に案内をしていただいた。ポイントにはたくさんのハ ヤシミドリシジミが見られた。この機会に、ジョウザンミドリシジミやキマダラルリツバメも観察できた。 2013年7月13日 養父市ハチ高原周辺 同左 チョウの図鑑に戻る 作成日: 2017年6月25日 |