はじめに はとり×紫呉とは   〜定義編〜
1 先ず最初に貴方のお名前と、この質問に対する意気込みをどうぞ。(※ペンネーム可)
  質問作成者の綾瀬みのると申します。
時に熱く、時に冷静に"はぐれ"を語っていくつもりですので、
どうか最後までお付き合いしてやって下さいませ。
2 貴方は"はぐれサイト"を持っていますか?(※サイトを持っていない方は4へ)
また"はぐれ"で同人活動をしたことはありますか?
  「みのるの世界 〜Mundus Subterraneus〜」と云う拙サイトを運営しています。
因みにオフで同人活動をしたことは、一度もありません。オンラインのみの活動です。
3 2で「サイトを持っていると答えた方にお聞きします。
貴方は今後、どんな"はぐれサイト"を創っていきたいですか?

  私はバッドエンド至上主義者なので、そういうのが苦手な方に、うちのサイトは
ちとキツイかもしれません。成る可く、救いのある話を書いていきたいなぁ、と。
来訪者の方の心に残るような話を書いて、閉鎖するのが私の夢です。
4 "はぐれグッズ"はどのくらい持っていますか?
  全く持ってないです。誰か良い同人誌を教えて下さい。(かなり切実)
5 貴方の"はぐれ暦"は?
  1年と8ヶ月です。"はぐれ"に嵌まってから2週間で即席サイトを作りました。
6 如何して"はぐれ"に転んでしまったのですか?
"はぐれ"でなければならないその理由も教えて下さい。
  最初、フルバには手を出さないつもりでした。
というのは、絶対に嵌まるだろうと云う予感があったからなのですが。
ある日、つい本屋でうっかり「花ゆめ」を立ち読みしてしまいまして。
そこであの53話を読んでしまったんですね。(その時、本を取り落とすほど動揺しました)
で、「馬鹿かい?君は」のブラック紫呉さんに惚れたのが、
フルバを読み始めたきっかけでしたね。
でも、その時は純粋に"フルバ"(と云うよりも紫呉)が好きだったんですよ。
"はぐれ"を初めて意識したのは、コミックスの3巻を買った時です。
第16話を読んで「この二人にはお互いが必要だ」と感じてしまったことから、
私の人生の転落(?)が始まりました。
如何してはとりが"攻め"で紫呉が"受け"でなければならないかと申しますと、
理由は簡単。私の中で"攻め"は"受け"よりも背が高くならなければならないと云う
暗黙のルールがあったからです。あとは細かいことを云えば、「俺」や「僕」といった
一人称の問題や、ストーリーの中で、微妙にはとりの方が紫呉よりも優位な位置に
立っているような気がしたと云う、私の主観的な判断が含まれています。
7 "はぐれ"に嵌まったことで、貴方自身の変化はありましたか?
  初めて男同士のナニシーンを書きました。
それまで真人間を気取っていた過去の自分と訣別しました。
人間、堕ちれば何処までも堕ちるものなんだなぁ、と実感しました。
8 貴方の周りは"はぐれ"を布教しやすい環境ですか?
  NO!!オフでは絶対に無理ですね。寧ろ何であの二人なの?脇役ちゃうん?と云う
突っ込みが、もれなくついて参ります。(涙)だから、サイトを作ったんですよ。
でなきゃ、こんな七面倒臭いことしませんって!!(私は怠慢人間です)
9 "はぐれ"を何処で妄想しますか?
  寝る直前。だから枕許の"ネタ帳"は手放せません。(笑)
10 "はぐれ"を語る時、これだけは外せないという条件はありますか?
  お互いがお互いのことを認め合っていて、必要としている・・・これだけは外せません。
二人には何時でも対等な関係で居て欲しいですね。ずっと肩を並べて歩いて欲しい。
11 貴方の"はぐれ"への愛を数で表現して下さい。
  無量大数!!!
12 貴方が思うところの"はぐれ"を漢字一文字で表現して下さい
 
13 貴方にとっての"はぐれ"を四文字熟語で表現して下さい。(※創作四文字熟語可)
  表面では「以心伝心」。腹の裡では「比翼連理」。
14 貴方にとっての"はぐれ"を日本語以外の言語で表現して下さい。
  Amor con amor se paga. (愛は愛で報いられる/ラテン語)
15 ズバリ貴方にとって"はぐれ"とは?
  生活の一部で、元気の源vv
紫呉さんは好きですか?   〜紫呉編〜
16 紫呉の第一印象をどうぞ。
  な・なんて素敵な人なんだ。(特に性格が/笑)
ぶっちゃけ、彼が登場しなければ、私はフルバを読まなかったでしょう。
そのくらい、大好きなキャラです。
17 貴方は紫呉の何処が好き?
  裏がありそうな、あの胡散臭い笑顔も。
はとりだけに向けられる、あの優しい言葉も。
惜しみなく曝け出し、色気を漂わせる、あの鎖骨も。
全て大好き。骨の髄まで愛してます。
18 紫呉の台詞で印象に残ったものは?(※モノローグ・複数回答可)
  「他人と交わり、傷つけたり、傷つけられたりしながら、他人を学び、己自身も学ばないと
本当の意味で他人を思いやれるような人間にはなれないよ」(コミックス2巻)
→助言者紫呉の云った言葉の中で、最も好きな台詞。
「手に入れる為なら、多少の偽りも、利用も問わない。
たとえそれが、誰かを傷つける結果になっても」(コミックス3巻)
→紫呉の決意の強さが一番良く表れている言葉か、と。
19 紫呉の此処が可愛い!!(※複数回答可)
  コミックス2巻・119頁2コマ目や、コミックス5巻・26頁4コマ目で、
はとりだけに見せる柔らかな微笑。
20 紫呉へのお願いを、一つだけどうぞ。
  もう少し、痩せて下さい。いや、絵を見る限りでは十分、細いんですが、
紫呉のBMI値が「21.6」というのを知った時、ちょっとショックだったんですよ。
何故なら私よりも数値が大きかったから。(号泣)はとりでさえ、「20.8」でしたのに。
ということで、目指せBMI値「20.8」以下というところでしょうか。(苦笑)
21 逆に嫌いなことは何だと思いますか?(※複数回答可)
  肉体労働。あとは・・・う、浮気?
22 紫呉が本気で怒る時ってどんな時?
  はとりが他者から危害を加えられた時。
23 紫呉は何時から煙草を始めたと思いますか?
  初めて吸ったのは15の時。はとりの真似をして始めたような気がします。
24 紫呉が眼鏡をかけている姿をどう思いますか?
  賛否両論があると思いますが、あまり好きじゃありませんね。
稀にカッコいいと思う時もあるんですが、コミックス3巻・104頁5コマ目の紫呉は
生理的に受け付けません。何処の
お爺さんかと思いました。
25 紫呉のスーツ姿をどう思いますか?
  悪くないと思いますよ。あの髪の毛は、やっぱりムースで固めてるんでしょうか。
個人的には和装の方が好きだったり。
26 紫呉はお酒に強いと思いますか?
  謎ですね。本人の言葉を信じるのなら、そこそこイケル口だと思います。
27 小説家以外で紫呉に似合いそうな職業を挙げて下さい。
  ホストと云うのは定番過ぎるので、教師。ただしセクハラで捕まる可能性あり。
28 紫呉に似合いそうな花を教えて下さい。
  桔梗。花言葉が「不変の愛」と云うのがまた憎いですねぇ。
29 紫呉を別のキャラクターに喩えるなら?
  新選組に嵌まっている今は、沖田総司ですね。矢張り。
ちょっと前までは、普賢真人(封神演技)でした。
私が腹黒笑顔系キャラに惹かれるのは、今も昔も変わってません。
そして、きっとこれからも変わらないでしょう。(遠い目)
30 紫呉の仕草で色気を感じるのは?
  な、流し目。
31 紫呉は、はとりの何処が好き?
  いやですねぇ。そんな野暮なこと訊かないで下さいよう。
全部に決まってるじゃないですか。
32 紫呉にとって、はとりは初めての相手だと思いますか?
  思いませんね。うちの紫呉はそこまで純情じゃないんで。
でも、流石に"男"とするのは、はとりが初めてだったと思いますよ。
33 紫呉の勝負下着は何色だと思いますか?
  白。く、黒も良いですよねぇ。じゅるり・・・(←変態決定)
34 紫呉の好きそうな体位を教えて下さい。
  時雨茶臼。騎乗位の一種ですな。詳しくはうちの裏サイトのTalkでどうぞ。
35 自慰と情交、紫呉がより気持ち良いと思うのはどちら?
  はとりとヤる方だと思いますよ。多分・・・・・・
36 紫呉の性感帯はズバリ何処!?
   首筋と鎖骨。かなり敏感だと思われます。
37 情事の時に必ずしてしまう紫呉の癖って?
  矢鱈、はとりの名を呼ぶこと・・・でしょうか。他には、そ、早漏?
38 紫呉にとってはとりとは?
  大切な人。守りたい人。ずっと自分の隣を歩いて欲しい人。
39 紫呉に一つだけ、質問して下さい。
  他人を犠牲にしてまで手に入れたいものって、何ですか?
40 貴方の理想の紫呉像を、熱く激しく語って下さい。
  どうかこれからも、「自分が一番大切」だと云うその信念を貫き、
無邪気な笑顔と淫らな仕草ではとりを誘って下さい。
仮令、誰に何を云われようと、私は貴方の究極のチラリズムを追求し続けます!!!
はとりさんは好きですか?   〜はとり編〜
41 はとりの第一印象をどうぞ。
  正直に告白しますと、最初、透君を怖がらせるなんて嫌な人だな、と思いました。
だから逆に12話を読んだ時、彼の人間味溢れる人柄に、
強く惹かれたのかもしれません。因みに今は、
紫呉と同じくらい大好きな人です。
42 貴方は、はとりの何処が好き?
  例えば、45話でりっちゃんの性格が話題になった時。
紫呉は「別に周りはそんなりっちゃんの事なんて気にしちゃいないんだから」と
サラリと利津の存在を、否定するような発言をしましたが。
はとりは「おまえが考えているほど周りはおまえを責めていないし
非難もしていない。もう少し余裕を持つことだな」と云いましたよね?
ああいう、はとりの"優しさ"が大好きです。
43 はとりの台詞で印象に残ったものは?(※モノローグ・複数回答可)
  (・・・神様、どうか彼女が今度こそ、倖せになれる誰かと出会えますよう
祈るから。俺は一生溶けない雪にかこまれて、死んでも構わないから)(コミックス2巻)
→はとりの優しさ全てが、このモノローグに凝縮されていると思います。
「俺はおまえの味方にはならない。だが敵にもまわらない」
→此処で紫呉への"愛"を再確認しました。(笑)
44 はとりの此処がカッコいい!!(※複数回答可)
  顔は勿論のこと。さり気なく、髪を掻きあげる仕草とか。
ストイックなところとか。
ちょっとお茶目なところとか。
全てがカッコいいと思いますよ。
45 医者以外ではとりに似合いそうな職業を挙げて下さい。
  う〜ん・・・彼の場合、医者が天職だと思ってますんで難しいですねぇ。
「人の上に立つ職業」が似合うと思います。
46 はとりに似合いそうな花を教えて下さい。
  霞草。花言葉も「清らかな心」ですから。ぴったりでしょう。
47 はとりのコンプレックスは何だと思いますか?
  変身すると竜の落とし子になること。なんか謎謎みたいですねぇ。
48 はとりは一日に何本くらい煙草を吸うと思いますか?
  20本くらい?肺癌まっしぐらな道を歩んでいるのは確かでしょう。
49 はとりの好きな季節は何時だと思いますか?
  春でしょうね。(サラリ)
50 はとりの座右の銘は何だと思いますか?
  医者は患者に学ぶ。
51 はとりは目で人を殺せると思いますか?
  自分で作って置いてなんですが。下らない質問ですねぇ。(苦笑)
ただ、紫呉に云い寄る男を、一瞥で殺せるのは確かでしょう。
52 此処ではとりは紫呉に落ちた(!)と思うところを挙げて下さい。(※複数回答可)
  第16話で、紫呉の弱音を聞いた時。(コミックス3巻)
別荘で、読書を勧められたあのシーン。(コミックス5巻)
53 はとりを別のキャラクターに喩えるなら?
  紫呉が沖田なら、奴は土方。土方歳三でございます。
性格的には斉藤さんの方が近いかもしれませんが・・・私の個人的な趣味ということで。
脳内カップリングは土方(はとり)×沖田(紫呉)で決まりですな。
54 はとりにとって佳菜の存在とは?
  過去に愛していた理想の女性。
55 はとりにとって繭子の存在とは?
  友達以上恋人未満の存在。
56 はとりにとって紫呉とは?
  友人兼恋人。それでもって手が焼ける、世話が掛かる、子供のような存在。
だから放って置けない。目が離せない。(笑)
57 はとりは、紫呉の何処が好き?
  問答無用で全部。長所も短所も知り尽くしていると思いますよvv
58 はとりが紫呉を口説く時に使う決め台詞とは?
  「お前が、欲しい」で決まりですな。
59 実はこうだと思うはとりの性癖を教えて下さい。
   S(サド)でしょう。
私の頭の中では、既に「はとり鬼畜説」が出来上がっております。
注射をわざと打ち間違えるところで確信しました。
奴にはどうも、紫呉を苛めて悦んでいる節があると思われます。 
60 はとりの好きそうな体位を教えて下さい。
  理知らず!!詳細は裏で。(苦笑)
61 はとりにとって、紫呉は初めての相手だと思いますか?
  思いません。(ドキッパリ)恋にかけては百戦錬磨。
紫呉とは踏んだ場数が違うと思います。ただ、紫呉は、はとりにとって
初めての"男"であって欲しいというのが、個人的な希望だったり。
62 情事の時に必ずするはとりの癖って?
  優しくするフリをして、さり気なく紫呉の弱いトコを責めること。
63 はとりにとって紫呉とは?
  玩具、というのは冗談で。
口にはしませんが、かけがえのない存在だと思っているハズですよ・・・多分。
64 はとりに一つだけ、質問して下さい。
  歯や骨よりも大切なモノって、何ですか?
65 貴方の理想のはとり像を熱く激しく語って下さい。
  どうかこれからも、強く優しいその心を忘れずに、紫呉の隣で微笑んで下さい。
仮令、貴方が誰と結婚しようと、私は貴方が永遠に紫呉の"支え"で在り続けることを
信じます!!
アニメ版『フルーツバスケット』は好きですか?   〜アニメ編〜
66 主題歌「For フルーツバスケット」を聴いて感じたことを素直に語って下さい。
(※アニメを観たことがない方は71へ)
  最高です。最初聴いた時には感動しましたね。
あれほどフルバに合う曲は恐らく存在しないか、と。
カラオケへ行った時に必ず歌う曲です。
注目すべきは「僕だけに笑って。その指でねぇ触って。
望みばかりが果てしなく」という2番の歌詞でしょう。
あれはもう"はぐれSONG"としか思えません!!
67 紫呉役:置鮎龍太郎 はとり役:井上和彦 このキャスティングを如何思いますか?
  絶妙のキャスティングだと思います。
もう、これ以上のキャスティングは考えられませんね。
この配役を知った瞬間、アニメスタッフ「解ってるじゃん!!」と
ガッツポーズをとりたくなりました。
井上×置鮎を想像しただけで、卒倒しそうです。
68 アニメ化されて良かった点をどうぞ。
   そりゃもう、紫呉が、はとりが、話して動く姿を観れただけで万々歳でしょう。
しかも、最後の最後までラブラブっぷりを見せ付けてくれましたし。(笑)
私はビデオで観たので、画質云々に関しては多少のズレがあるかと思いますが、
比較的良く纏まっていたと思いますよ。
 
69 逆に、ここが不満だったというところを挙げて下さい。
  原作での紫呉のブラックな面を全てなくしてしまったこと!!(号泣)
これはブラック紫呉をイチオシする私としてはいただけない。いただけませんとも!!
紫呉は二面性があって初めて、味のある面白いキャラクターになるのに、
アニメでは「ちょっとおじさんが入った良いお兄さん」で終わってしまった感が
否めませんでした。
あとは紫呉が透君の使用したタオルの残り香を嗅いでイっちゃったシーンが
あったのですが。あれはどうかと思うぞ、アニメスタッフ!!
紫呉はあそこまで変態と思われてしまっているのでしょうか。
人間、ああなったらもう終わりだよなぁ、と如実に実感させられたシーンでした。
70 一番印象に残ったシーンは?またその理由も教えて下さい。
  良くも悪くも賛否両論がある、あの25話です。
その中で、夾の本当の姿を見てショックを受けた透に、慊人が追い討ちを掛ける、
アニメオリジナルのシーンがあるのですが・・・・・・
個人的には、そこで息を切らしながら「慊人!!」と叫ぶ、
あの
受けくさい紫呉の表情がとても好き。
雨の所為で着物が濡れているところもポイント高いですよね。堪りません。
紫呉が土下座で泣きながら透に謝るあのシーンは
よく批判されていますが、あれは紫呉のブラックな面を
全てカットしているアニメだからこそ出来る醍醐味だと思っています。
原作であれをされたらショックですが、アニメの世界ではよしとしておきますか。
例えばこんな妄想天国   〜妄想編〜
71 若しも貴方が一日だけはとりになれたとしたら何をしますか?
  真っ先に慊人の性別を調べます。で、仕事の合間に草摩家の秘密調査。
夜は勿論、紫呉宅へお邪魔させていただきますね。
72 若しも貴方が生まれ変わったとしたら、はとりと紫呉、どちらになりたいですか?
  済みません。輪廻転生っていうのは信じていないんですよ。
人間の人生は一度きりだと思っています。よって、どちらにもなりたくありません。
ただ、紫呉の生き方には何処か魅かれるものがありますね。
73 目覚めたら貴方の隣に紫呉が・・・っっ!!さぁ、どうする!?
  先ず、自分の頬をつねってみます。
で、それが現実であることを確認したら、さり気なく紫呉に自白剤を飲ませ、
はとりとの関係を洗い浚い話してもらいますね。(やな人間だな/苦笑)
74 はとりが貴方のお願いを叶えてくれるそうです。
  綾瀬:「最近、胸の動悸が激しいんですけど・・・ししし診察してもらっていいですか?」
はとり:「そのまま死ね」(キッパリ)
75 紫呉の女装姿を想像して下さい。
  「・・・・・・っ!!///」(←鼻血を吹いたらしい/笑)
76 はとりの寝衣姿を想像して下さい。
  紫呉を優しく、その横へ添えてやってもいいでしょうか?
77 はとりと紫呉の学生時代を想像して下さい。
   ほのぼの万歳!!!
78 はとりと紫呉のキスシーンを想像して下さい。
  もうどうぞ、周りを気にせず押し倒しちゃって下さい、はーさん。
79 紫呉からはとりへのプレゼント。何だと思う?
  紫呉自身。(笑)
80 紫呉が他界。その時、はとりが思ったこととは?
  「俺を置いて逝くなんて・・・お前は最後まで非道い奴だよ、紫呉
81 はとりが他界。その時、紫呉が思ったこととは?
  「ずっと傍に居てくれるって、そう約束したのに・・・・・・はーさんの、嘘吐き」
82 紫呉の浮気現場をはとりが目撃!!はとりが次に取った行動とは!?
  尾行。先ずは証拠を押さえるのが先決でしょう。
その後、
お仕置きタイムへ突入。(爆)
83 紫呉がコスプレ!?さて貴方なら、彼に何を着せる?
  セーラー服に猫耳というのは冗談で。な・ナース服!?
うぉぉ。決められない・・・!!(混乱)
84 朝、目が覚めたらはとりの隣に居た紫呉が女になっていた!?
はとりが次にとった行動は?
  取り敢えず、触ってみる。で、紫呉に殴られる。
85 究極の選択です。性転換した紫呉と、ノーパンはとり。貴方はどちらに萌えますか?
  どっちも嫌ですよ。(素)強いて云うなら、性転換した紫呉。
響け!届け!!そして広まれ!!!"はぐれ"の輪   〜メッセージ編〜
86 はとりと紫呉にメッセージをどうぞ。
  何時までも仲睦まじく、二人だけの世界を築き上げて下さい。
87 世界の"はぐれFan"の皆様へ、一言どうぞ。
  さぁ、今日から君も"はぐれFan"だ!!!Ha、Ha、Ha、Ha、Ha・・・・・・(以下永遠に続く)
88 高屋先生に一言どうぞ。
  どうか左手を大切に、今後一層のご活躍を期待しております。
89 最後に何か一つ、"はぐれ"に関する創作を行って下さい。
(※詩でも和歌でも短歌でも俳句でも小説でも、勿論イラストでも可。
ただし、何を選択したのかは書いて下さい)
  選択:SS


―――――――――――――――――――------→ゆめのあとさき 



萼を離れた一枚の花弁は、ほんの一瞬だけ光の屑を散らして、
音もなく畳に舞い落ちた。
沈み行く夕陽が、たなびく雲に紫の筋を曳きながら、濡縁を紅く染め上げていく。
障子を破るようにして侵入はいってきた灼けるように烈しい色は、
やがて、閉じられた紫呉の瞼から頬を伝うように、緩緩と流れた。
それは恰も血の涙を流しているかのようで。
無造作に脱ぎ捨てられた衣服きものの影だけが、ありありと障子に映っている。


精と共に感情までをも吐き尽くしてしまったかのような虚脱感を覚えながら、
はとりは、陽の光線ひかりに照り付けられた敷布シーツを、
眩しそうに眺めやった。
大儀そうに起き上がる紫呉の項は薄らと汗ばんでいて、一段と、美しい。
はとりがそっと紫呉の腕を引くと、同時に艶かしい影も、染みのように大きく、
薄くなって、消えた。
夕暮れの残光の中に、二つの影が溶け込んでいく。


「寒いだろう・・・?」
数刻前の交情の熱さは、もう幻のように消え果てていて。
今はただ、ひやりとするほどの静寂が、周囲を包んでいた。
一糸纏わぬ紫呉を頭ごと抱え込んで、自分の胸へと引き寄せる。
離れるなと云う意を込めて手を触れ合わせると、そこから紫呉の仄かな体温が
伝わってきて、はとりは少しだけ安堵した。
寄り添うことでしか、心臓の鼓動を確かめることでしか、
その存在を確認出来ないなんて―――
人間とは何と、哀しい生き物だろう。無力な生き物だろう。
こんな逢瀬は、一瞬たりとも二人の距離を縮めたりはしない。


くしゅん、と紫呉の発した嚔の音で、はっと我に返ると、
はとりは四つ這いになって、散乱している衣服を掻き集めた。
藤色の着物には、まだ己の匂いが、薄らと残っている。
その幻の残り香をかいだ後、はとりは、指先一つ動かそうとしない紫呉の肩に、
衣を掛けてやった。

息苦しいほどの沈黙。
袷は今にも肩先から滑り落ちそうだった。
紫呉は膝の上に羽織を置いたまま、白く濁った瞳を此方に向けた。
特に恥らうわけでもなく。抗うわけでもなく。
弛緩したその瞳孔は虚ろなままで。
暫く朦朧ぼんやりとはとりの顔を見ていた紫呉は、
やがて再び伏し目になった。


彼の抱える心の闇に触れることが叶わないのは、解っている。
その遣瀬無さに、はとりは痛いほどに手を強く握り締め、
深い息を吐いて、しずかに俯向いた。
「全部―――俺のためだったんだな・・・・・・」
頻繁に慊人の許へ通っていたのも。
虚言うそを重ねて、距離を置こうとしたのも。
それによって、己が裡からたおれて行くのを知りつつも、
尚、紫呉は自分の倖せをねがったのだ。
彼の顔から笑顔が消えていたことに、何故、気付いてやれなかったのだろう。
あとほんの少し、手を伸ばしさえすれば、届いたかもしれないのに。

「一番大切な者も守れないくせに、何が医者だ―――!!」
拳を床に叩き付け、吐き捨てるように、叫ぶ。
哀しみと怒りの雑ざった、喩えようもない感情が咽喉まで込み上げ、
声が、震えた。
「・・・たの・・・・・・む、頼むよ、紫呉」
この数ヶ月間、耐え続けたものが堰を切ったように流れ出す。
皮肉でも良い。何か、云って欲しかった。
何時もの眩しいほどの笑顔で、微笑んで欲しかった。
紫呉があの頃の彼に戻るのなら、もう他に何も望まない。

だが、祈るような心持で幾ら呼び掛けても、顔を上げた紫呉は、
凝乎ジッと半眼を中空に放ったまま、微動だにしなかった。
血の通わない冷えた頬。茫然とした虚ろさ。言葉にならない慟哭。
彼以外にもこうなった人間を―――自分は、一人だけっていた。
「お前も、それを望んでいるのか?」
総てを無かったことにしたいのかと、紫呉の頬を両手で包み込むと、
漣立った動揺が、はとりの胸に伝わってくる。
漆黒の双眸に宿るのは、昏い罪の意識。
その瞬間―――はとりは総てを了解した。


障子の桟を崩すように、二つの人影が浮かんでいる。
はとりは意を決したように目を閉じると、頑に心を閉ざしたままの紫呉の顔を
覆うように手を翳した。
「こうすることでしかお前を救ってやれない俺を、赦してくれ・・・」
血の滲むような声は、悲鳴にも似た悲痛さを包含する。
針のように細い筋を曳いた入り陽が、はとりの眼を、射した。
照り返される光に揺れるのは、草の影。
夕映えは、今にも灰色に染まろうとしている。

刹那。

―――まもって・・・あげられ・・・なくてごめん・・・ごめんね。ごめんね、はとり・・・・・・
脳裏に蘇った彼女の声と、紫呉のそれが同調シンクロした。
ちりちりと焼け付くような堪え難い苦痛くるしみが、胸の奥で燻っている。
襖の隙間から流れて来るひやりとした風が、はとりの頬を弄った。

また、失うのか。
どんな時も離れまいと誓った、この温かな存在を。
共に在りたいと願った、誰よりも愛しいこの存在を。

「紫呉・・・・・・っっ!!」
それだけは嫌だと、崩れ落ちそうな痩身を、折れるほどに強く、抱き締める。
仮令その行為が、紫呉を苦しめると解っていても。
「・・・・・・ない・・・俺には―――出来ない!!」
噛み付くような激しさで、その白い鎖骨に顔を埋める。
「出来ないんだ、出来ないんだ、如何しても―――!!!
紫呉―――お前なら、お前ならば―――
解るだろう、と激情のままに上げた叫喚の声は、寂とした室に漂い渡った。
哭くことすら出来ない自分を叱咤するように、はとりは呻く。
「・・・し、ぐれ・・・・・・」
言葉にならない嘆きを受け止める相手は、もう何処にも居ない。
だが―――
その悲壮なまでの叫びが、呼び水になったのだろうか。
紫呉の空虚な瞳に、失われた筈の感情が戻って来るのを、
はとりは驚くほど静かに見守っていた。













                     †











明取あかりとりの窓から漏れていた夕陽の影は、何時しか没していた。
随分と永い間、居心地の良い夢を見ていたような気がする。
優しく頬を撫でられる感触に促されるように、紫呉は眼を開いた。
明瞭はっきりしない視界の中に、困惑気味にも見えるはとりの表情が浮かぶ。
ああ、如何してこの人は、こんなに哀しそうに微笑むのだろう。
幻のような遠い場所から必死で自分の名を呼ぶ、その切ないまでの声に呼応しようと、
紫呉は喘ぐように、渇いた口唇を動かした。

―――さぁん」

空気が。痛いくらいに震撼して。
眼の前にあるもの総てが瓦解していく。
絡んだ視線の先には、自分を傷つけようとするもの総てを排除しようとする
包み込むような温かさがあった。
もう一度、狂おし気な声で、確かめるように彼の名を呼ぶ。
「はぁさ、ん・・・・・・?」
―――俺のことが解るのか!?紫呉―――
深愁を滲ませたはとりの瞳が、不安気に揺らめく。
こんなに、切羽詰った彼の表情を見たのは初めてだった。
自分の知っているはとりは、何時だって冷静で、余裕で。
前しか見ない、決して振り返ることのないその背に、どれほど焦れたことだろう。


「そんなに強くしないで。苦しいよ、はーさん・・・・・・」
紫呉は羽化したばかりの蝶が翅を震わせるように、
はとりの心の片鱗に触れようとした。
身動きも侭ならない手で、ゆっくりとその精悍な頬の流線を辿る。
解放してあげたかった。届かぬことは解っていたから。
自分は駄目でも、せめて、はとりだけは、倖せになって欲しかった。
だからはとりは何の躊躇いもなく、きっと自分が望んだ通り、
記憶を消してくれるだろうとばかり思っていたのに。
お前の居ない世界で生きていくのは嫌だと、彼の瞳は語っていた。
ごめんね、と漸くそれだけを告げると、はとりは静かに首を横に振った。
「お前は何も―――悪くない。俺が、臆病だったんだ」
―――!!そんな・・・・・・」
否定しようとした言葉は、それ以上、続かなかった。
本当は、気付いていたのかもしれない。
はとりが何時だって自分以上に脆く、危うい心を持っていたと云うことを。
夕闇に泛ぶ仄白い星は、そんな二人を嗤っていた。


莫迦だな。
苦しいのは自分だけだなんて、如何して思ったりしたのだろう。
向かい合うこの人自身を、如何して見てやれなかったのだろう。
はとりの哀しみは、己自身の哀しみなのだ。

「俺はお前の倖せを―――こんな処で諦めたく、ない」

朗朗とした声。それは不器用な男の、精一杯の告白だった。
耳に触れたその声の余韻が、擽ったくて。如何しようもないほどに、嬉しい。
万感の思いを込めて、接吻けを交わす。
荒々しく貪るのではなく、口唇にそっと触れるだけの―――あまりに微かな
体温の交換。
その柔らかな感触に心酔していると、はとりの両眸が眩しそうに眇められた。
瞼の内側が、焼けるように熱い。
喜びと悲しみでい合わされた涙が、すうっと頬を伝っていく。

紫呉は胸に残った交情の痕を隠すように、零れ落ちた熱い滴を、袖で拭った。



夢見たものは、大きな愛。

願ったものは、小さな幸福。

それら全ては、此処に在る。

だから、君と共に歩んで行こう。

今よりほんの少しだけ、近い距離で。



                       了 ←――――――――――――――――


お疲れ様でした。此処まで読んで下さった方に、心から感謝申し上げます。