プリミティボの道13 Guntin -Melide プルポの町メリデ 7月1日 ![]() ![]() 1時間黙々と歩いて先にスタートしていたスペイン家族と長身のスペインおばちゃんに追いつく。おばちゃんが私を撮ったのでこちらからもおばちゃんを撮り返すと両手を上げてポーズを取ってくれる。本当に足が長くて後ろから見ると凄い美人に見える。その先に二人のおばちゃんが歩いていたので歩きながら少しお喋り。今まで見たことない二人なのでサンチャゴまで100km手前のルーゴがスタートなのかも知れないな。二人とも割と計装だが一人のおばちゃんはミニスカートだった。 ![]() ![]() ![]() アルベルゲのオープンは1時なので、その前に名物のプルポ屋でも探しておこうと賑やかな通りに行ってみる。2年前に訪れたときはここでプルポを食べられなかったので、今回は必ず食べてやるのだ。見覚えのある町の中心にあるロータリーに出たら、巡礼が本当にうじゃうじゃいる。店はMaps.meに登録してあるので、ここでGPSを出して方向を確認する。巡礼路からは外れた方にあるようだ。少し歩きそうなのでアルベルゲのオープンの時間が近くなって来ているから取りあえず戻っておこう。12時50に戻ったら大柄で長髪ひげもじゃのスペイン人おじさんが待っていた。お互いに自己紹介してみたが初めて聞く名前なのでマッハで忘れる。サンジャンをスタートしてここまで1ヶ月ちょっと歩いてきたようだ。 オスピタレラは時間前にやって来たがすぐには開けてくれなかった。でも5分遅れでチェックイン開始。割り振られたベッドは1階のA113。入り口側の下段なので満足だが、チェックイン順に構わずベッドを割り振っているようで下段に空きがいっぱいあるのに下上下上と端から割り振っている。殆どの人は下段が好きなのにこれじゃぁ納得いかないんじゃないのかな。おまけにここは強制Wベッド並びなので更に微妙だ。カップルやグループなら並びたいだろうにお構いなしに上下上下。 早速シャワーへ直行。混んでいる時は手っ取り早く済ますのだが、ここは男性用だけで5つもシャワーブースがあるのに私しか使ってないので、シャワー浴びながら洗濯ものんびりさせてもらう。お湯だと汚れが良く落ちるってことだし。物干し場も裏に大きなのがあるのを覚えている。 ![]() 有名なプルポ屋なので入ってみたら大賑わいだった。長いテーブルが沢山あって当然のことながらみんな相席。若いカップルが東洋人に興味を持ったのか、何故かここに座ってと言ってくる。巡礼ならノータイムで一緒に座るが普通の観光客なのでちょっと離れた同じテーブルに座ることにする。そしたらまた一緒にどうかとご招待されたので、そこまで言うんだったらと隣に移動する。 ![]() ところで二人が飲んでいたカップに注目!これはガリシア独特のワイン・グラスで陶器製。小さめのご飯茶碗にみえる。日本ならさしずめ茶碗酒と言ったところか。 男性はプロのコックさんで、日本に行ったときに撮影した、お好み焼き、ラーメン、寿司、天丼の写真がスマホにいっぱい保存してあった。二人はプルポの他に肉料理も頼んでいたので一切れ味見をさせてくれる。最後にスペインの強いリキュールを1杯おごってくれて、これは昨年アナが飲ませてくれたのと同じ甘い酒だった。1時間ほど一緒にお喋りしてバイバイする。巡礼でないスペイン人とこんなに長く話すのは珍しい。 支払いをしようと通りかかった店員さんを捕まえると、何を食べたのか聞いている。客の自己申告でいいらしい。プルポとセルベッサと言ったら10ユーロでその場でお支払い。とても大雑把。 帰りがてらスーパー・フロイスで1リットルワイン、スナック菓子、ヨーグルト4、ムースチーズ、6個入りコッペパン、ファンタオレンジ、インスタントの玉ねぎスープ、石鹸1個。明日は日曜日で買い物ができないからと食料を多めに確保しておく。それでも6ユーロと非常に安い。 アルベルゲに戻る途中の教会に入っていったらイタリアのアウレイリオとオランダのピーターがいた。二人ともこれからアルスアまで歩いて、明日はペドロウソ泊まりらしい。じゃぁこの人達とも明日会えるかな?ここからはフランス人の道を歩いてきた人がほとんどなので、プリミティボからやって来た巡礼に会えるのはとても貴重。 夕方、プルポ屋にWi-Fiを利用しに行く。店内に入らなくても入り口で利用できるから一回パスワードを設定してしまえば店を出ても使い続けることができるので便利。広場ではステージが作られていて大型オートバイがしこたま集合している。広場周辺だけでなく道路まで沢山はみ出している。その数500台はありそうだ。銀の道ではべスパの集まりがあったし、ここでも似たようなイベントをやっているんだな。そこへフリアンとスペインの親子がやって来た。3人家族だが奥さんは残して男だけでオートバイを見に来たらしい。さっそく合流してオートバイを見て歩く。何百台も並んでいるが、その9割は日本製と思われる。たまにBMWやドカティがあるがハーレーは本当に少数派。 ![]() 2軒目には既にお馴染みになったプルポ屋Ezequielに入った。ここは親子の父親の方が払ってくれたので今回はフリアンの出番はなかった。今日のアルベルゲはフリアンだけ私営に入って我々は同じ公営泊まりなので、ここでバイバイする。フリアンは明日私が目指すペドロウソまでは距離があるので行けないようだが、次ぐ日のモンテ・ド・ゴソまでは距離が短いので一緒になる可能性が高いかな。 アルベルゲにはアメリカと韓国の青年がいたので交流する。アメリカ人はここでは意外と少ないが韓国人はフランス人の道には沢山いる。韓国の人は殆どが上手に英語を喋ることができるので英語への取り組み方が日本とは違うのが想像できる。言葉が通じなくても片言でも、こちらから話しかければ嫌がる巡礼は一人もいない。 ![]() プリミティボの道14へつづく |