プリミティボの道14 Melide - Pedrouzo 軽装の巡礼者 7月2日 ![]() ![]() ![]() アルベルゲを中心に土産物屋や私営アルベルゲやバルが数件建っているので、ここだけ観光地の雰囲気を感じる。人気のアルベルゲにあやかって出来た村みたいだ。ここからの道は大した上り下りもないと記憶していたが、結構な坂が連続していた。たった2年前なのにいい加減なもんだ。 ![]() ![]() ここからの道は3年連続で歩くことになるが、やっぱりサンチャゴ114km手前の町、サリアからスタートしたと思われる軽装の巡礼が沢山いる。ナップザックをひょいっと肩に掛けてたり、水のボトルだけだったりの人たちがいっぱい。故障を抱えてる身には、あんだけ軽装だと歩くのが楽そうだなと羨ましいが、大きな荷物を背負っている誇りも少しだけあるようなないような。ただし、普通の人が100㎞を歩こうと決心するのは相当なもんだろうと言うことを忘れてはいけない。ユメユメ侮(あなど)ることなかれ。 ※お役立ち情報 ってほどのことでもないですが、100km歩く場合でも足まわりが弱いと右端の人のように膝を痛めます。痩せてる人もメタボの人もいっぱいトレーニングして足に筋肉を付けてから挑戦するのが身のためです。ついでに、よっぽど履きなれた人以外ハイカットの登山靴は止めた方がいいです。ウォーキングシューズやスニーカーの方が適しています。 ペドロウソの町の手前では巡礼路の表示に従わずに舗装路をまっすぐ歩いてしまうとアルベルゲまでショートカットが出来るのだが、私はそれを知らずに2年前は四角形の三辺を辿るように盛大に大回りしてたどり着いたことがある。それが分かって昨年からはショートカットを歩くようになったが、今年は多くの人たちが秘密のショートカットを知っていて同じように舗装路をゾロゾロ歩いていたのには驚いた。もうこの道も広く知られることになりガイドブックで紹介されてるのだと推察する。ちょっと残念な気持ちになる。 ![]() 少し後からモンセラットも到着してきた。この子は私より14km短い距離を歩いた筈だが、どこに引っかかっていたのだろう。ベッドは私とこから近い上段になった。ガリシア州では若い子はいつも上段を割り振られることが多い気がする。 疲れが溜まってるようで、途中からスピードがガクッと落ちてしまった。今日は日曜で買い物がしづらいのでいつもより食料を持っているのも疲れの原因。主食副食の他に飲みかけの1リットルワインとファンタオレンジまで持ってるのでずっしりと重い。途中でエネルギー補給だと村のバルでビールを飲んだついでに持参のワインまで飲んだのも敗因か。やっぱり歩きの途中で飲むのはほどほどにしないといけない。次からはビールだけにしとこう。 ![]() 東洋人の女の子がいたが、整った顔がコリアンに見えたので話しかけなかった。でも目の前で見たら日本人らしいので話してみたらやっぱりそうだった。4月26日に成田を発って一度も日本人に会ってなかったので69日振りの日本人だ。サンジャンから一人で歩いてきたそうだが、こういう子は道連れには事欠かないだろう。そのあと町に食事に行く時には数人の取り巻きを従えていた。とても可愛い子だったので周りの男がほっとかないのは容易に想像つく。年配者はお呼びじゃないので、その後は話しかけることは止めといた。 モンセラットは明日は5時に出発してサンチャゴを目指すそうなので、お別れしにやって来てくれる。私の明日はサンチャゴ手前のモンテ・ド・ゴソ泊まりなのでもう会うことが無いのが分かっているから、和風マリアカードにサインして進呈したら凄く喜んでくれたので持ってきた甲斐があった。フェイスブックのアドレスを交換してハグして一旦バイバイする。 プリミティボの道15へつづく |