Fisterra_Muxia3 美しい港町セー Cee

7/30 Negreiraのアルベルゲ。フィステラからMUXIA行く人の方が圧倒的に多いと思ってたけど、いちいち聞いてみると半分近くがMUXIAに先に行くようだ。じゃぁ途中でクロスするねと、その都度手真似で伝えてみる。ぐっと遅めの8時45にスタート。最遅かな。でも私の後にまだ食事をしている女の子が二人いた。歩き出すと景色のいい川沿いの道に歩いている人がパラパラいる。みんな朝が遅いんだな。谷底を流れる川には濃いモヤが立ち込めているので中々いい光景だ。前を歩いているおばちゃん達も素晴らしい景色をカメラに収めている。

 丘を越えてLogosのバルが現れる。昨日から挨拶してる少年がテラスで家族と朝飯を食べていて、今度も照れながら手を振ってくれた。家族で巡礼なんて羨ましい。ここを過ぎた所からグループの人たちの後ろを歩くことになった。みんな軽装なので歩く速度も私と同じくらいなので距離を保って付いて行くことにする。こう言う時にうっかり追い越してしまうとその後を頑張らないとならないので素直に後に付いた方が気が楽だ。結局20分ほど後を歩くが手頃なタイミングで追い越してそのまま。フィステラとムシアの分岐を過ぎると気持ちのいい草原を歩くことができて、この辺りは大好きだ。

 山の中に十字架がある所で休んでいた婦人が私が追いつくと待っていたように一緒に歩き出した。話し相手がほしいし話し好きらしくぺらぺらと後から後から喋っている。スペイン人だけど英語も話せるのでスペイン語と英語のごちゃ混ぜでお喋りする。と言っても私はどちらも片言なので難しい話はできないが、それでも互いに楽しい道連れになった。バレンシアの女性でVigoからポルトガルの道を歩いてサンチャゴに来たそうだ。ポルトガルの道でVigoスタートって珍しいな。Vigoは昨年私が泊まった大きな町で、ビーゴ・サンチャゴ間は100キロないので何か理由があってVigoスタートにしたんだろうか。20分ほど一緒に歩いた所にあった古い建物に女性は興味を持ち出したので自然にそれからは一人歩きになる。

 ほとんど休みなしに歩き続けて疲れたので道端のモホンに腰掛けて休んでいたら、スペインの女子高生5人組が手を振りながら話しかけてきた。私は顔を覚えてなかったがフレンドリーな態度からして初日のネグレイラに居た女の子達だろう。男子もいた筈だが、元々は女子だけのグループらしい。男子高校生とは話したけど、この子達とは話さなかったが向こうは覚えていたんだな。東洋人は珍しいので覚えてもらえるがこちらは覚えきれない。

 上ったり下ったりしながら19.3km歩いてCeeの港町に到着。景色がとても美しい行程で歩きながら存分に楽しめた。12時45、昨年も泊まったアルベルゲまでやってきた。Gronzeの紹介サイトでは11時オープンの筈が表の張り紙には13時とあった。オープンにはまだ時間があるのでどうしようかなと考えていると先ほどの女の子グループがまたやって来て、今回も上機嫌で話し掛けてくれる。とてもフレンドリーな女の子達なので一緒に写真を撮らせてもらうが、この子達とはこれ切りになった。アルベルゲの関係者らしい婦人がやってくるが、やっぱりオープン前なので入れてくれなかったな。この婦人はアルベルゲのおかみさんではなかったが中に入って行った。

 今日のアルベルゲは昨年に続いて3回目だけど残念ながらオーナーは覚えてなかった。珍しい東洋人なのにがっかり。昨年と同じ壁際でコンセントがすぐ近くのベッドを確保する。荷札が下げてあるバックパックが6つも置いてあり、それらは宿泊予約してあるそうだ。シャワー浴びながら洗濯したけど、ここんちの物干しは室内なので乾かないだろな。暫く後から挨拶を交わす少年のグループがやって来るが、このバックパックはこの子たちのではないようだ。

 スーパーに行って1リットルビールにカット野菜、小さいトマト2個とリンゴ、桃にニンニク味のラスク1袋とバゲットパン、タンパク質には1ユーロのチョリソー。暇つぶし用に1リットルの100%オレンジジュースを買って合計6ユーロ弱。アルベルゲの食堂で2時間くらい掛けてのんびりと飲み食いする。野菜と果物主体でとても健康的。オレンジジュースの残りは明日持ち歩いて飲む作戦。アナがくれたイワシのオイル漬けもパンに挟んで食べてみる。美味いのが分かったので、もうおっかなびっくり食べることもない。

 昨年はお腹が大きかったおかみさんが赤ん坊と共にやってきた。とても可愛いので写真を撮っていいかと言ったら、一瞬考えてからオーケーが出た。そんなに気にすることなのかな?

 日記も書き終わってしまったし何もすることがなのでセーの海岸沿いを散歩する。3年前にアナと遊んだ砂浜とか行ったことのない広場にも行ってみる。そこには妙なオブジェがあった。でっかいでっかい青銅製らしい靴と瓢箪が先に付いた杖。サンチャゴ関連のオブジェと言うのは分かるが何か意味があるのかな?広場に面してお菓子屋があったので北の道で一緒だったフランスおばちゃんは良くアイスを食べていた事を思い出し、珍しくアイスが食べたくなった。1.8ユーロのコーンアイスを買って広場のベンチに座って食べてみる。望んで食べたのに甘くてあんまり後味が良くなかった、ビールの方が良かったな。道の反対側をソロの女性巡礼が何か探しているようにウロチョロしているが、こちらはバックパックを背負っていないお気楽スタイルなので怪しい者と思われるのが落ちなので声を掛けないでおく。


Fisterra_Muxia4へつづく