08, Santa Crus から Cordoba

4月9日(火) 6時に起きて歯磨きしてから部屋で簡単な朝飯を食べる。朝の決まり事、ワセリンを足に塗りまくり、たまにはタブレットの表面も石けんで綺麗にしてみる。


サンタクルスのオスタル Casa Jose を7時半に出発。ここは巡礼御用達の宿らしく、何人もの巡礼が泊まっていたが全て個室なので交流の場がない。快適だがアルベルゲの方が面白い。


写真の所までは舗装路を5キロ歩けて、今日は楽勝かなと思ったのも束の間、ここから悪路が始まりました。雨の日は困難を極めそうな道でしたが天気が良くて助かった。雲ひとつない快晴だが風が冷たいのでレインウェアをずっと着たまんまです。


遠くにコルドバが見える所にやって来ましたが、近いようでまだ8キロあります。グネグネとのたくった道で中々コルドバに近づきません。結局、見えてから3時間位かかってコルドバ到着~。この時間で余力が尽きそうだった。市内に入るがそこからメスキータなどがある旧市内までがまた遠かった。バルが出てきたが入らずに我慢して先に進む。


カミーノはコルドバ市内へはローマ橋を渡って入って行きます。巡礼友の会も粋なことをするもんです。と言うより中世より続くカミーノなので必然的に大きな川を渡るにはローマ橋を渡るしかなかったんかな?ここまで来ると華やかな格好した観光客だらけで皆さんとは違う巡礼スタイルの私はかなり浮いて見えます。


今日の宿はホステルAl-Katre。メスキータのすぐ側です。タブレットのGPSを頼りにホステルまで向かうがごちゃごちゃして分かりづらい。ホステル入り口には解錠のための文字盤があるが、離れた所(正面ガラス部屋)から私を確認した女性が遠隔操作でカギを開けてくれたので入場できました。ケバイけど親切なのがすぐ感じられるマダムで最初に連れてかれた部屋には二人の先客がいたので誰も入っていない部屋にしてくれました。ベッドも気に入ったのに決めてと言うので入り口に近い端っこのベッドをチョイス。満足のいくホステルで良かった。

GoogleMapでスーパーを探すと800mの所にカルフールがあるのが見つかる。ナップザックを背負って買い出しに出かけると、歩いて5分ほどに別のカルフールを発見。観光客でたいそう賑わっている。なんだこんな近くにもあったのかと嬉しい誤算。1リットルビールにバケツ野菜、ハムとビスケットで7ユーロ弱。こんな近くにあるんだったら大量買いしなくても大丈夫だ、明日もやってこよう。


今回の巡礼初のバケツ野菜、グラナダまでの行程ではチャンスがなかったので5年振りです。3種類のトッピングとドレッシングにプラフォークが付いてます。やっぱり高いだけのことはあります。
高いと言ってもこれだけ買っても6.78ユーロと格安です。レストランなんかで食べる半額。宿代が高いので節約巡礼は食費で浮かすしかありません。

そうそう、コルドバは宿が高いので一泊だけで通過しようと思ってたけど、セニョーラが親切で感じが良いのでチェックインしてから交渉したら即OKが貰えました。同じ部屋の同じベッドが良いと言うとそれも簡単にOK。明日はコルドバ観光で骨休めが出来そうです。


その後、宿のマダムに次の宿泊地の電話予約を(翻訳で)お願いしたところCerro Murianoは11日がフルで取れないから、選択肢はふたつあると言われたけど、ここで9,10,11と3泊してCerro Murianoには4/12を予約してもらいました。マダムは仕事用のパソコンでテキパキと翻訳しながら話を進めてくれたので私にも理解しやすく本当に親切な人だなーと思いました。3日も休養できるなら体は完全復活でコルドバ見放題です。

Gronze で紹介している宿Hostal Equisですが、Gronzeの注意事項には「Cerro Murianoは基地の町なので兵隊の家族が大挙して面会に来るために宿の予約が取りにくくなっている」とのこと。それでか!

キッチンで一人宴会するともうやることがない。3連泊なのでコルドバ観光は明日にしましょう。明日朝は8時からメスキータが無料開放されるので行ってみよう。入場料10ユーロが助かった。

今日の歩数 万歩計止めるの忘れた

09,コルドバの休日につづく