04,グラナダ到達 4月1日 ケンタールのバス乗り場 雨の中、バスはほどなくやってきたので乗車。我々足が鈍い4人組の他の人たちはちゃんと歩いてグラナダに入場するので朝食後に出発して行きました。バスは順調にグラナダに到着。地理がまったく分からないけどグラナダ在住のアメリがいるので4人でぞろぞろと行進して行った先はグラナダカテドラルでした。どこをどう歩いて来たのかさっぱり分からない。 グラナダカテドラルの復活ミサに最初から与れました。ミサ中の聖歌はみんなで歌うのでなく、一人の女性が素晴らしいソプラノでずっと独唱するものでした。どっちみち歌えない私にはこの方がずっと嬉しい。ミサの後に運良くその女性がやって来たので、これ幸いと近づきました。もちろん歌が素晴らしいと褒めて、一緒に写真も撮らせて貰えました。美人でハイソな感じの女性でしたが気安く相手をしてくれたので良い記念になりました。 カテドラルの外へ出ると懐かしい顔がありました。何度か会っていて我々全員が知った顔です。あのアブラの長い登り坂で私のバックパックを運んで上げると言ってくれた二人です。この人たちも無事にグラナダに着いたんだねー。 その後はアメリがグラナダで良く利用していると言うバルでお茶会してアメリが離脱しました。これで永遠の別れになるので名残惜しいけど仕方ありません。ハグは慣れてるけどアメリはほっぺに何度もキスしてくれたので、これは不馴れでどうしたら良いのか分からない。 次は歩きでやって来る仲間とバルで集合してランチになりました。言葉が分からないので当たり前だけど、集合場所は決めてあったようです。歩きでやってくる4人は全員がグラナダ在住なので馴染みのバルがあるようです。 (写真:上にずらっと下がっているのは生ハムです) この後、ドロタはロンドン、グアダルペはバルセロナに帰りました。 私はシェンとマイの家に泊めてもらいます。 明日はグラナダでゆっくりするけど雨なんだよなー。 グラナダを発った明後日の宿はマイが予約してくれたので、取りあえず安心です。 ドロタが私のフェイスブックに投稿してくれたのが良い文なので紹介します。(google翻訳) 「私のカミーノ・モザラベの9日目。 最終日。 クアンタールではとても雨が降っていたので、私たち4人でグラナダ行きのバスに乗ることにしました。 他の4人は歩くことにした。 グラナダも雨がいっぱいだった、私たちは大聖堂まで少し歩いたが、とても寒くなった。 大聖堂でのミサは見逃せないので、アルメリアでマスでスタートし、グラナダでミサで終了。 雨のためにすべての行程やイベントがキャンセルされたので、私はあまり見逃さなかった、今晩グラナダを離れる。 町自体が私に大きな印象を与えた。そして私はグラナダに戻って探検する必要があることを知っている。 そして明らかにアルハンブラを見るには、2ヶ月前に予約が必要だそうです。 素晴らしい女性と美しい魂のアメリーにさようならを告げました。 私たちはみんなと合流するために旧市街に向かった。 家族のように、私にとても親しくしてくれた人たちとお別れを言うのはとてもつらい。 予想外の何かが見つかるなんて知らなかった。 特別な人たちとのとても特別な絆。 みんな家に戻った、一晩泊まってる人もいる。 私はマラガ行きのバスに乗って、今空港でそれを書いています.. Okuno Michio 私は彼の旅を遠くから応援します。」 ドロタはこの言葉通り、この後2ヶ月半続く私の旅を毎回フェイスブックで応援してくれてました。 4/2(火) マイとシェーンのアパート。 睡眠導入剤飲んだけど途中で起きてしまう。でもまた眠りに落ちて7時過ぎたら明かりがついてたので起床。マイは日本が大好き、家の本棚には村上春樹のスペイン語版がずらっと並んでいるし、そのほかの日本グッズも沢山あった。そんなマイには日本から持ってきた風林火山の手ぬぐいを意味を説明してプレゼントしました。早速、壁に貼りだしてくれる。 マイは朝食なしでチャリで仕事に向かうらしい。感謝のために食事をプレゼントしたいと伝え、方法は任せる。 シェンがアランブラが良く見える所を教えてくれたので、3時に戻ると伝えて歩きで出発。まずカテドラルでスタンプをゲットしなくては。 エジプト商店街のような場所で写真を撮っている横で何か大きい声がしたので振り向くとリトアニアの夫婦だった。ハグして再会を喜びあう。この夫婦とも不思議と良く会うんだよね。 シェンが教えてくれたグラナダのインフォメーションは結局通り越したのでアランブラが良く見える所を目指す。良く分からずまた通り越すがここかと思うところで写真を撮りました。もしかしたら今日グラナダに到着してくるM先輩と会えるかと期待してたけど、それはなかった。 トイレの為にコラカオ2.20ユーロ飲んで向かいの公園がアランブラの下なのでドロタがくれた赤ワインとミックスナッツで優雅に過ごす。これもなかなか良い時間と感じる。マイの家に戻るには1時間以上あるので時間がゆっくり流れるのを感じます。 街中に戻るとリトアニア夫婦がお茶を買っていました。本日二度目の再会。一緒にビールなぞ飲みながら長話をしましたが、お互いに翻訳のお世話になってます。ロシアのことをどう思うか?など、突っ込んだ話も翻訳なら可能です。 マイの家には迷ってしまったので遅くなってしまい、おまけにアパートの番号と部屋の番号を知らなかったことに気づく。入り口には各階と各部屋別に呼び鈴があって、それを間違いなく押さないと入り口のカギを開けて貰えない。これかなーと半信半疑のままベルを押すと当たりだった。戻るのが遅かったのでお昼は既に食べてしまったが、用意してくれました。豆腐が入ったうどんのようだけどスパイシーな不思議なお昼を頂きました。旨かったです。 さて、恩返しに地元料理が食べられるタパス屋に連れてってもらいました。グラナダの夕日スポットを案内されてから着いたレストランは地元の人たちで大にぎわいです。いつぱい飲み食いして欲しかったけど、スペインの夕食は軽めだった。私の為に沢山食べて飲んでとお願いしたけど差程じゃなかったなー。なので帰りに寄ったスーパーで色々カゴに入れたけどみんな戻されてしまった。 特にマイには翻訳でずーっとお世話になった。初日から最後までずーっとお世話になりました。便利と言うよりも、日本語が通じることが精神的にとてもありがたかった。凄い日本好きで家には小説、漫画などの日本ものがどっさり。私が日本から持参した風林火山の手拭いを上げるのにこれ以上相応しい人はいないだろうとプレゼントしました。あの手ぬぐい持ってきて本当に良かった。未使用の手ぬぐいだけど、真夏の暑さの時に首を守るために帽子の後ろに垂らそうと思ってたけど結局使わなかったのが幸いして上げることができた。 グラナダでの2日間の歩数 25000歩くらい アルメリアからグラナダまでの累計歩数 361,097歩 モサラベの道 グラナダからコルドバまでへつづく |