銀の道5 Almaden dela Plata - Real de la Jara 最高齢の巡礼者 5月1日 ![]() ![]() 遠くからワンワンと吼えながら大きな犬がやって来た。味のしないビスケットがあったので、それでもくれるかとバックパックを下ろしていると近くにやって来て尻尾を振っている。これが人のブログで読んだ乞食犬かとピンと来た。ここだったんだな。小さなビスケットを2個、ポイと放ってやると臭いを嗅いでからポリポリと食べ始める。すぐ後からやってきたフランス爺ちゃんもくれるかと思ったようでまとわりついているが、爺ちゃんはお構いなしにさっさと前へ歩いていく。そしたらまた私の所にやってきて後ろ足で立ち上って「くれくれ」とおねだりしているが、「ないない」と言って無視して先へ進む。 ![]() ![]() ![]() すぐ爺ちゃんとベンも到着してくる。ベンは若いけどショートコースにしたようだ。銀の道は村もアルベルゲも少ないので、どこの村にどんな宿があるかをしっかり把握しておかないと悲しい目にあう。2日間一緒だったスペイン人の青年は若いだけに次の村を目指すと行ってしまったが、村のスーパーに行ったらベンと3人で一緒になる。スペイン人の彼とはこれきり会うことはなかった。 明日も次の宿までは村がないので食料は大目に仕入れとこう。1リットルビール、チーズ、ハム、パン、ロールケーキ、大きなビスケット1袋、トマト3個、スープの元、粉末コーヒー、ナッツと大量買いして11ユーロと少し。早速アルベルゲに戻って1台しかない入り口の大テーブルで飲み食い始める。ここは受付のテーブルも兼ねているので巡礼者が後からやってきて手続きをしているが、気にするほどでもないだろう。 ![]() 座って立つと痛いのは分かっているが、立ったまま食べる訳にもいかない。テーブルから立ったときにアッとか言いながら偉い格好してるのを見たベンがまた「メディスンがある」と申し出てくれるが、こっちもまたボルタレンがあるからと言ってみる。何とか効いてくれいとボルタレンを塗りこむが、どうも芳しくないようだ。腰痛には効いたけど、こんどのには効いてくれないのかな? 尻左半分の痛みは今日も相変わらずで、これは出発前からあったのだが、その内治るだろうと楽観してたけど、そうでもなかった。昨年の腰痛と同じ、座って立ち上がった時に激痛がくるので、この日は5時間の歩行で座ったのはゼロ。もう必死に前へ前へだった。歩数計を見たら今日はたったの22,000歩だけだけど、そんなこんななので距離が短い割りに疲れた。 銀の道6へつづく |