銀の道16 Caceres はじめての 休息日 カセレス 5月12日 ジャジャーン、本日巡礼初の休息日。今までサンチャゴ巡礼の道を何度も歩いたけど休息日って一度も取ったことなかった。勿論、膝の痛いのが治らないのもあるが、ここカセレスは中世の町並みで有名な所なので休息日にするには持ってこいと言う理由もある。おまけに今日の天気予報は雨100%だし。 同部屋の3人も7時と遅い起きだし。今のところ雨は降っていないが今日は一日中雨の予報だ。つるぴか君に「オイ ノ ジュビア」と言ったら、オイは今日全体のことで「今」ならアオラと言うんだと身振り交えて教わる。「今は雨は降っていない」と言うことだ。珍しくスペイン語を仕入れた。 ![]() ※お役立ち情報 Turisticoの私営アルベルゲは予約した方が安全のようです。 ネットではAlbergue-Residencia Las Veletasと言う名前で紹介されているかも知れませんが同じ宿です。(たぶん) Dirección: C. General Margallo, 36 Teléfono : +34 927 211 210 +34 638 337 069 ![]() 1階にあるキッチンの下見をしてから、食料を持ってキッチンへ。食器やレンジはあるけど流しがないので変わってるなぁ。そこへオーナーが洗った食器を一抱え持ってきたので丼を手に「アグア?(水は?)」と聞いたら備えてあるコーヒーメーカーからお湯を出せて、もっと熱くしたいのならレンジを使えと言われる。日本から持参のペペロンチーノの素をどんぶりにあけてスープを作り、パンを千切って入れる。粗末だけど美味い。ペペロンチーノの素は日本の百均で買ったもので、本来はスパゲッティに振りかけるものだが、スープにしても美味いことを発見した。ヨーグルトも食べてようやく腹も落ち着いた。 ![]() 部屋に戻って今日の観光作戦を練る。10時に出発して、まず旧市街の中心を目指す。このアルベルゲは旧市街の中にあるので観光には便利だ。おまけに前の道路は巡礼路になっていて黄色い矢印が続いているから明日の歩き出しはばっちりだ。 宿を出て歩き始めたらポツポツと降ってきたので帽子を取りにまたアルベルゲに引き返すが、暫くしたら止んでくれたのでラッキー。今日は雨100%の予報だったが、ありがたいことに外れてくれた。こういう予報はどんどん外れてくれ。 ![]() ![]() 中世の建物の中で何か展示しているようだが、チケット売り場がないので無料のようだ。入ってみるとお土産も少しばかり売っているが、中の展示物を見てもらうのが目的らしい。金持ちの道楽か? ぐるっと一回りしてからカセレス博物館が見たいのだが位置が分からないのでGPSで探すことにする。タブレットの保護シートが邪魔をしているのかGPSの調子が悪い。それを剥がしたら電波をキャッチするようになったので、剥がしたシートには暇を出す。 ![]() 入場料は1ユーロだったが、スタンプが欲しいとクレデンシャルを見せるとチケット売り場の爺ちゃんが何か言っている。はて?何を言っているのか理解できないでいたら、パンフレットを見せて65の数字を指差すので年齢を聞いているのが分かった。シニア割引があるようだ。67才だと答えたら何の証明も見ることなくフリーのチケットをくれた。スペインはシニア割引があちこちにあるので、年齢の数字だけは言えるように練習してある。こちらから申請する前に割引してもらえたのは始めてだ。親切な爺ちゃんに感謝。 ![]() 石段が多い町を2時間歩き回ったが、重いバックパックを背負ってなければ階段も問題ないようでどこも痛くならない。でも無理はしないで階段だけは足を揃えながら一歩一歩上り下りするように気をつけた。調子づいて悪くしたんじゃ元も子もない。今日1日静養したのが良い結果になるといいが。 腹が減ってきたのでマヨール広場に戻って食べられる店を探してみる。大きな広場なのでスペインで良く見かけるバーガーキングがないかと探してみたが、ここにはなかった。本日の定食・メニューdelディアは安いのでも12ユーロもするので帰りながらスーパーに寄って食料を仕入れることにする。いつもはビールだが、今日は寒いのでワインを飲もう。ワインも白の1リットル。肉団子がたっぷり入った缶詰にトマト3個、8Pチーズ、バナナにパン、ヨーグルト4、オリーブと大量に買っても7ユーロと少し。これで2食分だ。 アルベルゲに戻ってシャワー。汗をかいたTシャツだけ交換する。部屋にはバックパックがひとつ増えていたので誰か同室者が到着したようだ。 ![]() 同室の人はブラジル青年だった。英語は半分も伝わらなかったが初日セビージャからの川越え話で盛り上がる。私より1日遅れのスタートで、私の時は川の深さは腰だったが、兄ちゃんの時は胸まであったそうだ。あろうことか、その深さをバックパックを上に掲げて渡ってしまったイタリア人がいたそうだ!!下手したら死んでまうだろう。それとも流れは納まってたので渡る気になったのか?私が見たあの流れでは絶対に流されてしまうだろう。行き着く先は遥か下流か土佐衛門だ。みんな身振り手振りだが何となく伝わる。お互いに苦労を共有してるので片言でも楽しい。兄ちゃんは今晩6時からマヨール広場でコンサートがあるから行くと言っているが、私はま、いっかな。 部屋にはほかに二人の青年が入ってきた。一人はスペイン人で最後はドイツ青年だった。体中タトゥーだらけで耳には5cm大の輪っかを嵌めている。どーいう人間だよと思いそうだが、話してみると礼儀正しいごく普通の青年だった。しかし絶対見た目で判断されるよな。日本なら面接で100%落とされる。少しだけ日本語を喋るのが面白く、片言ながら話が弾む。大阪、福岡に行ったことがあるそうだ。日本語はそこで覚えたんか。 この青年はベッドの下段が空いているのに上段に陣取った。若者は時々そうする人がいて助かるときがある。この兄ちゃんもフェスティバルに行くそうで、時間になったら更に気合い入れた珍妙な衣装に着替えてた。もうテレビでしか見たことない人みたい。ぶっとんだその風体を写真に撮りたかったが、面白がってるのが丸出しなので止めておく。 ![]() ![]() ![]() 夜中にトイレに起きたら、この部屋に1つだけ空いていたベッドに女の子がいつの間にか収まっていた。予約でフルは本当だったようだ。 銀の道17へつづく |