銀の道31 Villa nueva de Campean - Zamora さよならベルギー夫婦 5月27日 ![]() ![]() 太陽が昇ってきたら昨日の雨の影響か、辺り一面が霧に覆われて白一色の世界になる。中々幻想的な景色。これも道標なのか、立派すぎてモニュメントと見間違えるような道しるべが現れる。記念碑に見えなくもないが、その後も時々現れるようになったので、この州ではこれが銀の道の正式な道標のようだ。他の州の割と簡単なのから比べたら相当立派で金も掛かっていそう。もっと安いのでいいから沢山設置してもらった方がありがたい。 ![]() ![]() 9時40、Zamoraの町が遠くに見えてくるが辿り着くまでにはやはり1時間は必要だ。町の中に入っていくと大きな川沿いを歩くようになり、川の対岸が旧市外で、アルベルゲも旧市外の中心にあるようだ。ここから見渡すサモラの町は凄く綺麗な町で写真を何枚も撮りながら川沿いを歩いていく。ローマ時代と思われる崩れた石の橋脚が川の中に残っていた。 ![]() ※お役立ち情報 スペインの巡礼情報サイトにはアルベルゲ情報も載っていますが、受付時間のところに「no tiene」とあったら、それは何時でも利用できて夕方チェックインする便利なスタイルです。たとえばこんなサイトがあります。https://www.gronze.com/via-plata ずっとこの玄関に居てもしょうがないので近くを探検することにする。旧市街なので古い建物などがそこかしこに点在していて博物館もあるようだ。そこへエディスがレジ袋をぶら下げて歩いているのを発見する。そうだ、スーパーがあるのならビールを買って近くにあった公園で飲んでやろうと思いつく。エディスがやって来た方向に歩いて行くと案の定小さな店を発見する。さすがに公園で1リットルビールのラッパ飲みは不味いだろう。500mlの缶ビールとキットカットを買ってみる。これなら品位を保ったまま飲むことができる(公園でビールを飲むこと自体どうかと思うが)。 おかみさんが「ウノ ノベンタ イ シンコ」と言ったので、1.65ユーロかと思ってコインを出したら、まぁ良いかみたいな顔をして受け取ったので、あとで良く考えたら1.95ユーロだったことに気づく。レジ前に並んでいたときに客のセニョーラから「セビージャから歩いてきたのか!」などと質問されていた。巡礼路の町なので関心を持つ人は多そうだ。おかみさんはそれを聞いてたので負けてくれたのかも知れないな。おかみさんありがとう。 ![]() この町の教会前に二人の小さい子供を連れた物乞い婦人がいることをブログで知っていた。そのブログを書いた人は人間的に素晴らしい印象を受けていたので、もしその物乞い婦人がまだ居たら、私もその人に倣って少し上げたいなと思って探してみたが、それから数年経っているので見当たらなかった。それとも今日はいなかっただけの話なのか分からないが。 2時が近くなってくると、あちこちから巡礼が集まりだして20人位の列ができる。いま到着した人だったり市内のどこかに行っていた人たちだ。時間が来てやっとオープン。狭い入り口を入ったそのすぐ先で二人のオスピタレラが受付業務をしているので玄関の中に人が入り切れない。一人一人に丁寧に応対してるので中々進まないが文句を言う人は誰もいない。 ここは朝食付でドナティーボ。不織布のベッドカバーと枕カバーもくれる。その場で小さな木箱に寄付金を入れるスタイルだった。私の前の人は1ユーロコインを二つコトンと入れた。ベッド代5ユーロで朝食3ユーロとしたら8だが、そういう金種はないので10ユーロ札を入れたらグラシアスと言われた。公営アルベルゲを運営している人たちの殆どは全て無報酬のボランティアだ。ドナティーボは「タダだ」なんて夢にも思ってはいけない。 ![]() 3人の内、奥さんだけは英語を喋れるので、奥さんが通訳みたいなことをして楽しくお喋りができる。と言っても私の外国語は半分以上が身振り手振りだから英語が分からない二人にもそこそこ通じてる気がする。たはは。 ![]() 最後なのでベルギー夫婦に名前を書いてもらう。夫がリムで奥さんはジョセッテ。メルアドも書いてくれたので、日本に帰ってからメールしたらちゃんと返事が来たので、大量の写真を送ってあげることができた。 ![]() 銀の道32へつづく |