銀の道34 Granja de Moreruela - Tabara 良いベルゲ タバラ 5月30日 ![]() 今日はTabara迄の25.3km。遠くに昨日の宿で一緒だった夫婦連れを見ながら歩いて行くが、二人が日陰で休んだところを抜いたらそれ切り一人歩きになる。 ![]() 暫く行くと湖が出てきて、その両側には切り立った岸壁が現れる。ダイナミックなその風景はギリシャ神話の映画に出てくるようなひとコマだ。素晴らしい景観に写真を撮りながら進むと、これまた雰囲気のある古い橋が登場。またまた写真を撮りながら橋を渡り終えるとあらぬ方向へ矢印が伸びている。 ![]() ![]() 対岸から見たときはギリシャ神話みたいだなんて喜んで写真を撮っていたのに、結局この崖の上までやって来てしまった。こんな所で足を踏み外して湖に落ちたら誰も助けは来ないだろう。良かった、無事に越えられた。安心した所でバナナを出してエネルギー補給。ひと休みしてたら野生の鹿が10m前を通りすぎて行く。野兎は何度も見たが鹿は初めてだ。そのくらい人が来ない道と言うことか。こんな道だと手押し車を引きながら巡礼しているドイツの夫婦やオランダのベンには通れないだろなと思った。 日本人が銀の道を歩いたブログは幾つか読んだことがあるが、誰もこのスペシャルな道に言及してなかったので、前の人たちは舗装路を行ったのかも知れない。ここでお役立ち情報:雨の日にこの道は歩かない方が懸命です。滑って転ぶだけじゃ済みません。最悪、死んじゃいますよ。 ![]() ![]() タバラの町に入るとすぐ教会があった。ムセオと書いてあるので古い教会を利用した博物館のようだ。スタンプが欲しいので中に入ってみる。受付に女の子がいてスタンプを押してくれるが勝手に展示物の説明まで始め出した。暇でしょーがない所に私が現れたってことなんか!?スペイン語なのでさっぱり分からないので有りがた迷惑なんだがな。ここは入場料はドナティーボらしく受け付けに置かれたザルに硬貨がいっぱい入っている。聞いても分からない説明だったけど、ドナティーボと言いながら0.5ユーロ硬貨を入れてみる。公営アルベルゲの大まかな位置も教わっておく。 ![]() ※お役立ち情報 Aが付いた矢印はアルベルゲへ導くもので巡礼路とは別ものです。 アルベルゲを探すときはA付きの矢印を探しましょう。 ![]() 夕方7時からセナ(夕飯)で、朝食に洗濯までしてくれてドナティーボで良いそうだ。年配の男性一人で運営しているアルベルゲらしいが、本当に奉仕の精神でやっているのが伝わってくる。今日のタバラには夕飯付きで15ユーロのホテル情報があったので、サラマンカでのゴージャス一人部屋が思い出されて少し迷ったが、こっちに来て正解だった。 ※お役立ち情報 タバラの公営アルベルゲは町外れにありますがお勧めです。きっと良い思い出になることを受けあいます。 早速シャワーを使わせてもらう。洗濯しなくていいのはとても楽チン。のんびりしてたら2時10分だった。しまった、シエスタに入ってしまった。仕方なくバルでサラダとビールで昼飯にする。食後にアイスも食べたので合計11ユーロもした。高っ!エンサラダが6だったからビールが3でアイスが2か!?ぼったくりだろう。思いがけず高くついたがWi-Fiがあったのでゆっくりする。 5時半になったのでスーパーへ買い物に出かける。石鹸が終わりそうなので小さいのを買っておく。缶ビールにコーラ、ヨーグルト2で4ユーロほど。夕飯と朝メシはアルベルゲで食べられるし、明日のサンタマルタ迄は22.6km。行動食にはバナナが1本あるので明日はこれで問題ないだろう。その先はアルベルゲは有っても37km店がないらしいから、サンタマルタで多めに買うのを忘れないようにしなくては。 後からやってきた巡礼者はイギリス人3人とスイス人男性にドイツの女性。最後にカルロスも到着してきた。イギリス組はソロで歩いていたが巡礼中に知り合ったらしい。スイスの人は左手が親指しかなく手のひらもそこだけだった。なので力仕事ができないのか腕全体がとても細い。でもその手を隠すようなことはせず上手に使って色々なことをしていたし明るい人だったのでメンタルが強いんだなぁと尊敬した。イギリス組は大人しい人と賑やかなおっちゃんがいて色々話しかけてくる。ウェールズの人らしく、ウェールズドラゴンがどうのこうのと言っているが何となくしか分からない。この後この人のことはウェールズドラゴンと呼ぶことにした。この人たちとは18日後にコンポステラで再会する。 ![]() ![]() 夕食にはなんとパエージャを作ってくれた。これは嬉しい。スペイン人が作ってくれる本場のパエージャだ。ワインにコーラ、スペインの地酒まで出してくれて楽しくワイワイと過ごすことができた。強い酒なので私が一口飲んではむせるのが受けている。オスピタレロに感謝。 下の写真、酒瓶からして手作り感が漂っているのが地元の強い酒です。 ![]() 銀の道35へつづく |