門 柱 の 塗 り 替 え 

    作業日 2009/1


学校開放管理者のKさんは、塗装会社の社長さんです。
岩神小の門柱塗装が、かなりガタが来ているのを以前から気にかけて下さり、塗装の材料を提供し、技術指導もして頂けるというので、塗り替えることにしました。Kさんの懇切丁寧なご指導および貴重な材料のご提供に心より感謝申し上げます。

塗装が劣化してひび割れ、剥げ掛かっています。汚れもひどく、黒ずんでいます。 下地処理。剥げ掛かった塗料を、スクレーパですべて丁寧に剥がします。 剥がし終わりました。さらに壁面全体を水洗いして、汚れ等を取り除きます。 下地の欠けている部分は専用コーキングで埋め、塗料が付くと困るところはマスキングテープ等で養生。
砂骨ローラーと下塗り用塗料『ソフトサーフSG』。砂骨ローラーは下地に凹凸をつけてくれる道具。スグレモノです。 こんな風に表面に凹凸がつきます。劣化した塗装を広範囲に剥がした部分は、ソフトサーフSGが一度乾いた後に再度塗りつけ、厚みを追加します。 砂骨ローラーによる塗装の仕方を指導して頂いているところ。下塗り用塗料はたっぷり使い、ローラーはゆっくり動かします。 ある程度縦横に塗ったら、仕上げにゆっくりとローラーを下から上に動かすと綺麗に凹凸の模様がつきます。
下塗り完成。
ここで1度マスキングを剥がし、下塗り塗装がしっかり乾くまで1日置きます。
仕上げの上塗り用・油性ペンキを塗ります。再度、丁寧にマスキングし、まずマスキングとの境目や塗りにくい箇所を刷毛で塗装。あとは普通のローラーで仕上げていきます。 塗装期間中の塗料の保存方法。使用中の容器内の塗料の表面を少量のシンナーで覆い、更に容器全体をビニールで覆います。一斗缶使用の場合は缶上部をスクレーパで開口し、塗料表面にビニールで落とし蓋をしてから開口部分を閉めて上部全体をビニールで覆うと永く保存できます。 完成です。
上塗りは、途中、乾燥の時間を置いて、2回以上行ないます。
壁面の凹凸の隙間に、塗り残しがないように、丁寧に仕上げます。
門柱が見事に甦りました。

 

門 扉 も 塗 装 し ま し た !

作業日 2009/2

蝶番の部分。
けっこう錆びていますね。
門柱にマスキングをしておきます。
錆びている所は充分に錆び落としをします。 錆び止め塗料の一斗缶の上面を、スクレーパーを使い、缶切りの要領で切っていきます。 錆びを落とした部分に、錆び止め塗料を塗ります。全体に塗る必要はないそうです。(プロの助言)
錆び止め塗料が充分に乾いたら、油性ペンキで塗装していきます。 あともう少しですね。門扉が、まるで新品のように甦ってきました。 完成です。門柱と併せて、すっかりきれいになりました。 美しい!
背景の樹木も剪定したので、この角度からもご覧下さい。