廊 下 張 り 替 え

作業日 2010/3

 


廊下の床材
リノリウム)が劣化してきて、あちこち破れたり剥がれたり、継ぎ目が反り上がってしまい、見た目も悪く、また足を引っ掛けたりする危険もあるので修繕することにしました。部分的に張り替えていくわけですが、そのために新しいリノリウムを購入するかどうか、高価なものですので懸案事項でした。運のいいことに、ちょうど別の仕事で階段下倉庫に入った際に、偶然、かつて使ったと思われるリノリウムの残りが見つかったので、これを使って修繕することが出来ました。全部で9箇所を張り替え、応急処置のガムテームも無くなり、廊下がすっきりとしました。


写真では分かりにくいですが、この辺り一帯リノリウムが劣化し薄くなりボンドも効かなくなってほとんど剥がれています。 張替用のリノリウムを上から当て、同時に下の古いリノリウムもカッターで切ります。そうすることで上下同じサイズに切ることができます。 切り込みを入れた部分を剥がしていきます。スクレーパーでこびりついたゴミや砂や固まったボンドを床からこそぎ落とし養生します。 掃除機できれいに吸い取り、コンクリボンドをまんべんなく薄く伸ばしながら塗っていきます。
ボンドが半乾きになったらところで張り替え用のリノリウムを当てて貼り付けます。サイズの微調整をしているところです。 ウレタンハンマーでよく叩いて圧着し、さらに錘を置いて1週間ほど圧着します。錘としてポリタンクに水を入れました。 北校舎2Fトイレ前です。破損した部分を切り取り、スクレーパーと掃除機で養生しているところ。 ボンドを塗り、乾かしてから圧着していきます。古いリノリウムは硬化し薄くなって反り、形がついているので接着させるのが大変です。
錘で圧着して1週間。完成です。はみ出して乾いたボンドを取り除き、きれいに仕上げます。 南校舎1F教室前の廊下。隅の部分全体が縮み、反り上がりめくれていました。剥がれた部分を切り取ったところです。 養生してからボンドを薄くまんべんなく塗ります。圧着の際、平均的に錘の重量がかかるように板をあててからその上に錘を置きました。 圧着してから1週間後、完全に定着しました。見た目もきれいになりました。同じ作業を2年の2クラス分の廊下に行いました。