《3代目 バルミューダ ザ トースター》

買?:2020年 10月 1日

 「感動のトースター」がうたい文句のスチームトースター「バルミューダ ザ トースター」が、我が家に届きました。
 何を今頃?と思われる方もいらっしゃると思います。それくらい「バルミューダ ザ トースター」の認知度が上がっているということでしょうか。
 この「バルミューダ ザ トースター」、実は3台目です。ちょうど1週間前の9月24日にリニューアル発売したばかりの3代目でもあります。「何をぜいたくな。」と言われそうですが、これには深い訳があります。

 我が家で購入した初代「バルミューダ ザ トースター」は発売したての初号機でした。それが買ってからちょうど1年目にスチームを発生させるボイラーが故障しました。幸いにも、1年保証期間内で無償交換していただきました。交換してもらったものも初号機で、それから4~5年問題なく使っていました。
 ところが最近、またボイラーが故障しました。さすがに保証期間は過ぎているし、修理するより新製品を買う方が結局は安上がりだろうと検討していたら、バルミューダのサイトで9月24日新製品リニューアル発売を知りました。1代目や2台目より値段がやや高くなっていましたが、画像を通して、スイッチ類の視認性が上がったように感じ、これは買いだと思いました。さらにサポートの項目を探っていったら、なんと使っている初号機のリコールのお知らせが載っているではありませんか。おまけに掲載年は2018年。「故障したまま使い続けると、まれに漏電することもある。」と書かれていました。通知に気づかずに、2年も使い続けていたんだということと、早く気づいていたら、届いたのは第2世代だったということです。新製品発売のこのタイミングでリコールを知ってラッキーでした。誠意ある対応に感謝しています。

 ところで、翌日さっそく使ってみました。電源を入れて(以前までは電源スイッチなし)、水を5㏄注いでタイマーをセットすると、間もなくしてガラス窓が水蒸気で曇り、オレンジ色の光だけが見えました。「初号機もこんなに強いオレンジ色に光ってたっけかなぁ?」と眺めているうちに、チーズパンモードのフィニッシュの強烈な焼きでみるみる窓の曇りが消えて、焼けたパンが姿を現すという見事な演出が完了しました。焼きたての手作りパンをトーストしたので、もったいない気もしましたが、お味の方は、もちろんおいしいです。パン作りをして最近感じたことは、トースターは、おいしくないパンや、焼いてから2~3日経って味や食感の落ちたパンをおいしくする道具だと思ったことです。手作りパンの1日目はトーストしないで食べたいものです。

 なお、左下のモード切替スイッチは、どこを指しているのかよくわからないという視認性が初号機から今回も改善されていませんでした。仕方ないので、自分で工夫しました。台所の窓際は逆光になりがちなこと、80代の両親も使っているのだという事実を、開発者の皆さんに気づいてほしいです。機能性とデザイン性の両立です。初号機は母親が紙を貼って使っていました。

 右下のタイマースイッチに、電源スイッチが加わりました。

 スタート直後にスチームが発生し、窓ガラスが曇って中が見えなくなります。見事な夕焼け状態。上にのっているのは温めているお皿。

 完成直前に中が見えるという完璧な演出。

 銀のシールを細く切ってピンセットで貼り付けました。これで視認性が高まりました。反対側のタイマーと同じく、ライトで浮かび上がれば一番いいのだけれど。