《チーズ食パン》
ルヴァンリキッド+春よ恋

焼:2020年 5月 7日

 前回の希望通り、今回はチーズ食パン作りです。フランスパン生地の時は、「パンオフロマージュ」を名乗っていましたが、食パンでは気取らずに「チーズ食パン」です。またきのこパンができました。左右で色が違う理由は…?



 「パンオフロマージュ」の時は、エメンタールチーズを使いましたが、今回はごく普通のプロセスチーズです。ひとつ18gなので、2斤分は18g×5個=90gとしました。スイス産のエメンタールチーズは高かった。


 チーズはさいの目に切っておきました。また、糖分多めタイプのサフ金ではなく、フランスパンのサフ赤(赤サフ?)でも発酵するか、実験してみることにしました。砂糖はさほど多くないので。でもはちみつ入りです。基本は、くるみ食パンのレシピです。でも、水の量を20gも減らしてみました。実験いっぱいです。


 こね上げた直後の温度は22.5℃。かなり低い。冷蔵していたチーズのせい?


 一次発酵。30℃1時間30分のスチーム発酵で、サフ赤でも問題なくふくらみました。サフ赤で作ったフランスパンがおいしかったので、お味の方も期待がふくらみます。


 ベンチタイム後。575gずつ。パン生地の温度は25.0℃。ベンチタイム前は25.1℃。かなり低い。

 

 30℃1時間半のスチーム発酵後ドリュールを塗り、プラス10分追加しました。途中、何度か前後を入れ替え、温度ムラを防いだところ、左右均等にふくらみました。前回の課題クリア! 右は所々チーズが飛び出しています。

 

 チーズ食パンモードの弱1で焼成しました。焼き色の違いは、右側は、残り10分でアルミホイルをかぶせたところ、オーブン内で吹き飛んでいました。固さも固い。やはりアルミホイルは効果てきめん。


 高さは17㎝。これを合格ラインとしたい。やはり溶き卵のドリュールは、写真写りがいいです。お味の方は、また明日。


 

 翌朝。
 左のしわがいっぱい入った姿が、粗熱を取ったあとの姿。ミミまで柔らかい。スライスしてみると、2つのうち、片方にチーズが偏って入っていることに気がつきました。アタマがしっかり焼けている方は、やはり多少固く、てっぺんにのっているチーズはお焦げでした。肩すかしだったのは、エメンタールチーズの時は、ほぼ溶けて空洞でしたが、今回のプロセスチーズは溶けていませんでした。
 初日は何も付けずに味わいます。十分おいしいのですが、あとひと味、と思うのは、強力粉の好みなのか…? 厚切りで、チーズたっぷりで、腹持ちがいいです。もうスーパーのパンには戻れません。そう言えば、最近たまにスーパーに行くと、以前売っていたパスコ超熟国産小麦が見当たらなくなってさびしいです。

 翌々日もビーフシチューと一緒においしくいただきました。トーストではなく、電子レンジで10秒ほど温めました。シチューとチーズ食パンの相性は抜群です。また再現したいレシピです。