《ハニーミルク食パン(6)》
ルヴァンリキッド+春よ恋

焼:2020年 4月 9日、11日

 前回同様、2斤分のパン生地を作って、「クオカ千代田」の1斤角パン型で山型パンを2日に分けて焼くことにしました。強力粉は、買い置きしておいた「春よ恋(プレミアム)」を初めて使いました。



 パンのネーミング「ハニーミルク食パン」を意識して、前回よりはちみつの分量を増やしました。また、牛乳は増やしませんが、スキムミルクを追加してミルク感アップを狙いました。
 ルヴァンリキッドも増やしました。こちらの理由は消費が少なく、5日おきのリフレッシュでどんどん増えてしまうためです。


 前回はちみつの選択で失敗していたので、近くのスーパーで「サクラ印カナダ産純粋はちみつ」を買ってきました。これは以前お試しで小さい容器のものを買って使ったところ、何の問題もなかったので、少し大きな容器のものを買いました。鼻を近づけて嗅いでも、強烈な香りはしません。決して新型コロナウィルスに罹患したわけではありません。


 今日と明日焼く分、518gずつ2つに分けました。水分量は、途中で水を足そうかとも思いましたが、結果ちょうどよかったです。


 ドライイーストを「とかち野酵母」に変えて、分量も少なくなったせいか、一次発酵で石窯ドームオーブンのスチーム発酵機能30℃1時間30分をしても、前回よりふくらみませんでした。


 いつものくせで、2つに分けてペンチタイム。でもふた山にしないので、ベンチタイム後、またくっつけてたたみ直しました。


 ひとまとめにして入れました。また「クオカ千代田」のパン型にバターを塗らずに外せるか、試してみました。


 二次発酵も、30℃1時間半やっても十分にふくらまなかったので、結局ここまでふくらむのに2時間20分も待つことになりました。きれいな仕上がりにしたく、溶き卵のドリュールを刷毛で塗りました。


 手動焼成190℃26分で十分焼けました。溶き卵のドリュール仕上げはやはりきれいです。また、軽くたたくだけで型より縮んでスルッと抜けました。今までバターを塗ってもパン生地が貼り付いてきれいに外せなかったことが嘘のようです。「クオカ千代田」のパン型、すばらしいです。


 翌朝(4月10日)、十分冷めたところで2㎝厚にカットし、いただきました。何もつけず、トーストもせず、そのまま味わいました。香りも味もくせは全くありません。ミミまで柔らかく、高齢の両親が食べるのにも全く影響ありません。個人的なニーズで、塩分と脂質(バター)をやや控えめにしてあります。はちみつを増やしましたが、甘さもほどほどでいい感じです。高さは15㎝で、これまたほどほどです。
 また再現したくなるレシピが完成しました。

 


 2日目に焼く予定だったパン生地を冷蔵庫に保存して、3日目(4月11日)に焼きたてをいただくことにしました。ところが、冷蔵庫の中で発酵が進まず、一晩室温にさらしておいたのがこの状態です。


 オーブンのスチーム発酵機能30℃40分では発酵が進まず、40分、また40分と追加し、結局2時間30分かかってやっとここまでです。前々日同様、溶き卵のドリュールを塗りました。


 焼成は手動で190℃25分を試してみました。ふくらむどころか、少し縮んでしまいました。


 やはり小ぶりの仕上がりになってしまいました。


 スライスして一番空洞が目立った部分です。今回は一次発酵から失敗しました。「とかち野酵母」の分量が少なかったか、「サフ金」の方が相性が良かったか。「春よ恋」で作ったパンの味はよかったのですが。あと、今回は1時間ほど粗熱を取った後、スライスして焼きたてをいただいたのですが、まだ水分が多く残っていてモチモチ感が強すぎました。食パンは、焼きたてを食べてはいけないと再確認しました。