《おいしい角食パン(3)》
ルヴァンリキッド+ゆめちから

焼:2020年 8月 3日

 2日に分けてのパン作り第16弾で、スタンドミキサー使用の第9弾です。そして新ジャンル「おいしい角食パン」の第3弾です。今回の課題は、完成形に近づけることです。



 まずスタンドミキサーの理想時間に近づけました。低速で2分、次に速度「2」で13分。最後の4分前にバターを投入するところが課題でした。何とかクリアし、ほぼ「メゾンカイザーのパンレシピ」通りになりました。手で丸めなおすと、なんとも言えない美しさ。いびつな球体なのに、美しく感じるのはなぜでしょう?


 冷蔵庫に入れて長時間低温熟成。やはり横から見ても美しい。続きは明日。





 8月3日は仕事があったので、夕方にパン生地を冷蔵庫から出し、夜のパン焼きです。暑いので、2時間室温にさらすと、もうスタンバイです。
 今回は、242gずつ4等分にしました。これも完成形を目指してのことです。


 30分後。多少発酵が進みました。4等分になり、小さくなっても美しい。


 丸めなおし、パン型に入れてふたをせずにオーブンのスチーム発酵機能35℃30分に設定。続いてオーブンの中で20分待ちました。密閉で湿ったオーブンの中なら、表面が乾燥しないと思ったからです。でも少し発酵が進みすぎました。向かって左側は均等ですが、右側はいびつです。残念。


 いわゆる「ギョーザの羽」状のものはありませんでしたが、前回より口切りになりました。過度の丸みは作れませんでした。残念。それでも、山型食パンに比べると、ずいぶん楽です。山型食パンは2度ドリュールを塗ったり、焼成中に気をつけながら動かして焼きムラを防いだり、トップが焼きすぎで硬くならないように、アルミホイルをかぶせたり、まあ、手間暇がかかります。


 上下をひっくり返して粗熱を取ります。下の縁を見ると、やはりとがっていて、丸みは出せませんでした。山型パンに比べて個性は出しづらいですが、良質な作りかどうかはわかります。
 いただくのは明日朝。前回のように焼きたてをいただくのも捨てがたい。



 いつもの通り、20㎜の厚さ(6切り)にスライス。6切りと言っても、4枚と、端切れの薄い2枚です。香りがいい。


 前回のような三角切りではありませんが、一人用にはこれもあり。味にくせがなく、はさんだものの味を引き立て、パンのうまさも引き立ちます。焼いたのは昨日の夜ですが、ほぼ焼きたてならではのおいしさを朝からいただくぜいたくをしみじみ味わいます。