《おいしい角食パン(5)》
ルヴァンリキッド+はるゆたか

焼:2020年 8月 8日

 2日に分けてのパン作り第18弾で、スタンドミキサー使用の第11弾です。そして「おいしい角食パン」の第5弾です。今回から粉を「はるゆたか」に替えました。厳密に言えば、前回までの「ゆめちから」の残り168gとのブレンドです。



 またまたスタンドミキサーでつまずきました。前回の通り低速で2分、次に速度「2」で13分、最後の4分前にバターを投入したところ、上滑りして結局3分追加しました。おまけにベタベタでした。次回から水分量を減らします。夏のせいか、粉のせいか。


 冷蔵庫に入れて長時間低温熟成。続きは明日。





 パン作り再開。打ち粉をしないとべたついてどうにもなりません。ベンチタイム30分後。多少発酵が進みました。


 丸めなおし、パン型に入れてふたをせずにオーブンのスチーム発酵機能35℃50分に設定。時間がくる5分前に終了しました。


 まあまあきれい。


 上下をひっくり返して粗熱を取ります。何が正しいのかわかりません。いただくのはまた明日。



 最後にまた失敗をやらかしました。粗熱を取って1時間後にビニル袋に入れましたが、ビニールの口を閉め忘れて一晩放置しました。結果、上の部分だけ硬くなりました。お味の方も、ブレンドの相性が良くなかったのか、小麦粉の風味が薄く、あまり「おいしい!」と感じることができませんでした。細心の注意と、時間を惜しまないことが大切だと実感しました。

 ところで。
 高額商品を買った時、その使用頻度で元をどれくらい取ったか計算するくせが付いています。前回がスタンドミキサー使用10回目でした。たとえは違いますが、28万円の望遠ズームレンズを買った時には、最初のワンショットで「1枚あたり28万。」2枚撮ったら「14万円。」10枚でようやく「2万8千円。」というように。10数年経った今では1枚あたりいくらになったかわかりませんが、重たい望遠ズームレンズの出番は少ないので、最近は元を取っている実感がありません。話戻って、キッチンエイドのハイエンドスタンドミキサーの実売約14万(ポイントバックを除く)で考えると、前回の10回目でようやくコストが1万4千円です。2斤焼いているので1斤あたり7千円! 元を取ったと言えるまでには、100回、1000回焼かないといけません。写真だと、1回の撮影に100枚前後撮ることは普通ですが、パンの設備投資の元を取るのはいかに大変かわかります。1ヶ月分の小麦粉の買い出し(計6㎏)に4千円、バター千円。車で言うところのガソリン代。維持費(原材料代)もかかります。