《黒糖食パン》
ルヴァンリキッド+春よ恋

焼:2020年 5月 1日

 レーズン食パンを作ったら、黒糖のレーズン食パンも作ってみたくなりました。その前に、黒糖食パンを作ってみることにしました。振り返ってみると、「ハニーミルク食パン(7)」の形がきれいだったので、そのレシピを基にしてみました。発酵温度、時間だけでなく、最近のいびつさはドリュールにもあるのではと思い、ドリュールも塗りませんでした。結果は…残念なことに…。



 三温糖は家にあるけど、黒砂糖はなかったので買ってきました。2斤分で50gは抑えめです。これで黒っぽい色のパンになるのか?


 わずかに色が濃くなったような気がする程度。


 発酵したら、ますます白くなりました。もはや黒パン放棄。以前に立ち返って、30℃のスチーム発酵。


 ベンチタイム後。551gずつ。パン生地の温度は26.8℃。ベンチタイム前は25.8℃。どうやら27℃がポイント?

 

 ていねいに、ふわっと丸めてみました。


 30℃2時間のスチーム発酵で、驚異的なふくらみ。石窯ドームオーブンの天井ぎりぎりでした。いろいろなレシピによれば、パン型の高さまでふくらめばいいと書いてあるけど。

 

 180℃30分手動焼成。やはり縮みました。10分で180°回し。また10分でアルミホイルをかけました。Wのきのこができました。高さは17.5㎝で久々に、やっと新記録更新です。
 パン生地に色がつかなかった理由としては、いろいろなレシピによれば、黒砂糖を煮詰めることが必要なようです。
 色はともかく、風味は黒糖でありますように。いただくのは例によって明朝。


 

 翌朝。
 縦にも横にも大きなパンでした。また、しっとり、ふわふわ。見た目は黒糖パンにあらず。味は、味覚に敏感な人が黒糖入りとわかる程度。よくふくらんだパンですが、「黒糖食パン」を名乗るには、大きな課題が残ります。


 課題その2。ゆるく巻いた方が発酵がいいと思ってゆるく巻きすぎたせいか、両側面の真ん中にくぼみができてしまいました。この現象は2つのうちの1つだけ。まだまだ自宅でできる修行の日々です。見れば見るほど、新種のきのこみたい。