もどる

「フェイスシールド 4」
 完成:2020. 5. 22

 さらに汎用性を念頭に置き、100均の材料で作ったらどうなるか試作品で検証してみました。


 

 透明シールド部分は、前回同様、職場にあったロール巻きの塩ビ0.1㎜を33㎝×23㎝にカットして使いました。A4より大きく、B4より小さい大きさです。型紙を作ってカットしました。試作品は2つ作りました。まず1つ目は、ダイソーのスポンジ隙間テープを何も加工せずに貼り付けました。これはネットで多く取り上げられている方法です。これなら簡単で、大量生産が可能です。


 前回と同じく、筒状の紙型に取り付けて作りましたが、型から取り外すとほぼ平らになります。頭にかぶると、頭に沿ってカーブします。柔らかいスポンジなので、締め付け感が少なく、前回までの発泡ウレタンに比べてソフトな使用感でした。しかし、2㎝の厚さがあっても、メガネは当たってしまいます。逆にメガネなしなら、これでも十分と言えます。ゴムはゆるめがいいようです。

 次に、スポンジの隙間テープを2枚重ねにしました。また3㎝ごとにカッターで切れ目を入れて前回同様丸く拡がるようにしました。すると、頭の形で固定されました。メガネも当たらず、締め付け感がなく、ゆるい帽子をかぶっているような感じでした。これなら長時間装着していてもストレスは少ないと思います。この隙間テープは2mありました。つまり長さ1mの粘着テープつきの発泡ウレタン50円と同じでした。厚さは発泡ウレタンが1㎝、スポンジが2㎝なので、コストパフォーマンスの軍配はやはり100均に上がりました。恐るべし、100均。