《デリスブラン(2)》
ルヴァンリキッド+ゆめちから

焼:2020年 3月 7日

 前回のデリスブランの時も最初に断っていましたが、今回も「デリスブランもどき」です。なぜなら、フランスパンの準強力粉を使っていないし、食パン型でもあるし…。



 インスタントドライイーストのサフ赤はフランスパン作りで使っていましたが、サフ金(砂糖多めのパン用)を使うのは初めてです。甘系のパンになると思うので、砂糖を少し減らし、バニラエッセンスを使ってみました。水は相変わらずアルカリイオン水です。
 「デリスブランもどき」ですが、ホワイトチョコチップを入れたことと、ルヴァンリキッドを使ったことが、メゾンカイザーの「デリスブラン」とのわずかな共通点です。


 水分量は、ちょうどいいと思います。計量カップの目盛りは上からではなく、水平で見るようにしました。上からと真横では目盛りの見え方がけっこう違います。ホワイトチョコチップは混ぜにくいのですが、何度も何度も折りたたむように混ぜ込みました。


 一次発酵は、スチーム発酵機能40℃1時間20分で、ご覧の通りふくらみました。


 2等分して丸めなおし、30分ベンチタイム。


 30分後。一回り大きくなっていました。


 一次発酵をしっかりやると、二次発酵前の仕込みでも大きいです。


 スチーム発酵機能で40℃1時間30分で、石窯ドームオーブンの天井に迫ろうかというほどふくらみました。


 パン型からこぼれ落ちそうなほどです。


 よーく見ると、表面にもクリーム色のホワイトチョコチップが見えます。焼成すると、ほぼみんな溶けてしまいます。


 200℃23分焼成。途中前後を入れ替えました。チョコチップの見えていた表面は、他より黒く焼けていました。高さは17㎝。自己最高記録更新です。1.5斤のパン型なので、1斤用のパン袋には、高さがありすぎて入りませんでした。今まではぎりぎり入っていました。ただいま2斤用のパン袋を注文中です。