《生食パン(3)》
ルヴァンリキッド+ゆめちから

焼:2020年 1月 7日

 新年最初の手作りパンは、生クリーム、蜂蜜、アルカリイオン水がそろったので、三度「生食パン」に挑戦しました。今回はパン型にふたをして四角い食パン作りをすることにしました。


 相模大野ステーションスクエアの富澤商店で、「ゆめちから」2.5㎏が480円で売っていたので、たまげました。いつも買っている1㎏でさえ同じくらいの値段なのに。よく見ると賞味期限が残り1ヶ月でした。これならパン作りのコストダウンがかなうと思い、衝動買いしました。1ヶ月、コストを気にせずバンバン食パンが作れそうです。


 ミミまで柔らかくなると言われるアルカリイオン水は、スーパーで2ℓ78円で買えました。必要なのはわずか200㎖以下なので、これもコストを気にせず続けられそうです。バター、生クリーム、蜂蜜は高コストなので、低コストパンを考えた時には、これらを使わないか、減らすことですね。


 水の量がちょうどよかったのか、やや少なかったのか、前回の生食パンと同様に、しっかりとボール状にまとまりました。ここまで重力に負けないのは、やはり水をあと少し加えた方が発酵にいいのかも知れません。


 1時間30分後、十分発酵し、415gに二等分しました。


 濡れふきんをかぶせてベンチタイム。


 丸めて型に入れると、高さは3分の1程度しかありません。ここから冷蔵庫で熟成させます。


 翌日、8時間の予定が、12時間になってしまったのに、まだ3分の2程度しか高さが出ませんでした。隙間もいっぱいあります。そこで、レシピにはない、オーブンの発酵機能を追加しました。


 35℃1時間30分でやっても物足りなく、40℃30分を追加して、やっとこの程度。あと2㎝はふくらんでほしかった。


 初めてパン型のふたを使います。焼いてふたの高さまで上がってくれるのか?


 残念、2次発酵後と大差ありませんでした。まるで白パンです。焼いた後とは思えません。


 上だけ白い、アンバランスな焼き色で、失敗です。あとは味にかけるしかありません。


 トップは白いだけに柔らかさは抜群です。味も素材の味がよく出ています。あまりにおいしいので、焼きたてを二切れ食べてしまいました。200gほど。食べ過ぎです。こげ茶色の底や側面も、アルカリイオン水のおかげか、柔らかかったです。
 今回の反省は、十分な発酵と焼き色です。水の分量なのか、冷蔵庫熟成のせいか。またはその両方か。いつもはトップが黒すぎるので、アルミホイルでコントロールできそうです。