
《バタール(6)》
ルヴァンリキッド+トラディショナル
焼:2019年 11月 10日
今回は、ルヴァンリキッドに、準小麦粉の「メゾンカイザートラディショナル」の組み合わせでバタールを作ることにしました。準小麦粉500gで3つできるので、同じバタールでは芸がないと思い、1つ目は、レシピ通りのバータール、2つ目はパウンド型に入れてビターチョコを砕いて入れ、3つ目はホワイトチョコチップを入れてバタール形で焼くことにしました。

ベンチタイムの後、バタール形(なまこ形)にするまでは、うまくいっている感じです。期待を込めて、2次発酵は常温で2時間以上とることにしました。

2時間後、蓋を取ってみると、またもや前回のように横に拡がっていました。焼けば少しでも上に膨らむことを妄想して焼いてみました。が…。

やはりほぼそのままでした。

高さは4㎝程度で、クープも開きませんでした。横切りでサンドイッチにはできそう。

2つ目は以前買っておいたパウンド型を使ってみました。卵を塗り、つやのある仕上がりを期待しましたが、厚く塗りすぎたかも知れません。

今までにない不思議な焼き色です。

パウンドケーキのような仕上がりです。味もビターチョコがよく合っています。

3つ目だけはベンチタイムの後で冷蔵庫に入れました。冷蔵庫に入れていた時間は3時間ほどですが、その結果、前回と同じように期待通りに膨らみました。

前回ほどではありませんが、高さ6.5㎝膨らみました。左右のとがりが残り、クープも拡がりました。経験から言うと、低温熟成が効果があるように思います。冷蔵庫の中でも発酵が進むことが、今までの自分の経験と常識を覆して、驚きです。
