《ブリオッシェ食パン(1)》
ルヴァンリキッド+リスドォル

焼:2020年 7月 20日

 2日に分けてのパン作り第11弾で、スタンドミキサー使用の第4弾です。そして新たな食パンへの挑戦です。「メゾンカイザーのパンレシピ」の本の中にあるレシピを基にしています。この本によれば、「パン・ブリオッシェ(ブリオッシェ食パン)とは、ブリオッシュとパン・ド・ミの中間くらいの、ちょっとリッチな配合のパンです。」とのことです。



 卵を入れたパンを作るのは初めてです。バター75gも初めて。塩はレシピでは10gでしたが、6gに減らしました。卵3個分135gとなっていましたが、量ってみると152gありました。そのまま減らさずに使ったことが影響なければいいのですが。


 水と卵を加えてスイッチオン! 最初は低速5分。レシピ通り。


 速度「2」で5分。レシピでは6分。


 バター投入。残り5分で完了するか? バターで上滑りしています。


 計15分では足らず、1分追加。こね上がったけれど、ベタベタでひとかたまりになりませんでした。やはり卵の17g分が多かったのか?


 ガラスのボウルに移し替え。ずっしり、思ったより固い感じ。


 例のごとく、冷蔵庫に入れて長時間低温熟成に入ります。アイスクリームのような濃い色。左のルヴァンリキッドより濃い色は初めて。
 1日目はここまで。続きはまた明日。


 

 翌日夕方からパン作り続行です。それより2時間前に冷蔵庫からガラスボウルを出し、パン生地を室温に戻しました。


 246gずつ4つに分け、ベンチタイム。


 30分後、ベンチタイム終了。生地の温度は、次の工程に早く進みたくて、量る余裕がありませんでした。


 1斤の型に2つずつ入れて、最初のドリュール塗り。


 予定通りの二次発酵35℃1時間30分でここまで。ゆがんでいません。2回目のドリュール塗り。


 焼成後もゆがみはあまりありませんでした。


 元々高さのないパン型なので、ふくらんでいるように見えても、高さは13.5㎝。仕方がない。それより、色艶形がいい。そして甘い香り。どんな味なのか、楽しみ。
 5時半からパン作りを始めて、その後の発酵が順調なため、9時には焼き終わって洗い物も済みました。冷蔵庫から出して2時間室温に戻しておいたおかげかも。
 いただくのは例によって明日朝。


 

 しわはあるものの、翌朝になっても色艶形は変わらずきれい。2つの焼き色が微妙に違うのは、
 理由① オーブンの右側と左側の温度ムラのせい。
 理由② かぶせたアルミホイルがしっかりかかっていた方と、熱風で飛ばされかかっていた方の違い。


 最大厚さにスライス。並べてみると、確かに焼き色が違います。パンの表面は、今までになく温かなクリーム色。次の写真の白い皿と比較すると、一目瞭然。


 食パンスライスが終わり、さて朝食。
 はさめる大きさではないので、イシイのチキンハンバーグ1.5倍サイズは、別皿に盛り付け。パンのお味の方は、良くも悪くも小麦粉に左右されると言った感じ。今回はフランスパン用の準強力粉「リスドォル」なので、イメージはフランスパンに近い感じ。卵とバターたっぷりなので、栄養豊富な味という気がします。甘さとしっとり感は思ったほどではありません。このレシピを別の粉で試すべき?
 ところで。
 写真左上は朝食ではありません。ルヴァンリキッドです。もう満杯で、早く次を作れと言っています。