《ダッチパン(3)》
とかち野酵母+ゆめちから
酢入り

焼:2019年 9月 26日

 前回の計量カップとはかりとの誤差の問題に決着をつけました。


 新たな計量カップ(右)を購入したのです。そして古い計量カップ(左)と比べてみたら、ほぼ同じ結果でした。
 なので、水の分量については、新しい小さな計量カップを使うことにしました。


 それから、大きめのボウルをネットで買いました。「柳宗理」デザインの大ボウルで27㎝ものです。まあ、きれいです。
 もしかしてと思い、ビー玉を転がしてみると、よく回転しました。違う目的で、もう一つほしくなりました。

 それから、今月末で閉店となる伊勢丹相模大野店の富澤商店で、北海道産の強力粉「ゆめちから」を見つけて、衝動買いをしました。本来の来店の目的は、フランスパンに適していると言われるドライイーストの「サフ赤」を購入するためでした。来月から町田の富澤商店本店で買うことになるのでしょうか。すぐ近くに工場があることを知り、そこで買えたらいいのになぁと思います。


 北海道産の強力粉「ゆめちから」を手に入れたので、「ゆめちから」を原料に使っているパスコ「超熟 国産小麦」の原材料を参考に見てみたら、最後に「醸造酢」と書いてあるではありませんか。隠し味か何かと思い、ネットでググってみると、「しっとり」などということが書いてありました。そこで酢を入れたダッチパンのレシピを考え、週末まで待てずに平日の夜に作ってみました。


 「バタール」等のフランスパンに比べ、原材料の種類の多いこと。それでも、「超熟 国産小麦」にならい、牛乳や卵は入れませんでした。違う点は、より膨らませたくて、バターだけでなく、ショートニングを加えたことです。


 木べらも、富澤商店で調達しました。今までは古い木のしゃもじを使っていました。


 ボウルが大きいので、こねた生地が小さく見えます。水分量を少なくしたので、バターやショートニングを加えてもべとつきませんでした。手もしっとり、さらさら。バターを加えたあとは、板の上でなく、ボウルの中でこねることができました。


 一次発酵は十分なのですが、写真では小さく見えます。酢の匂いがするところが、いつもと違います。

 スケッパーで6等分したところ。

 球状にまとまりました。高さが出そうな予感。酢の匂いはまだしています。


 これから二次発酵に入ります。


 蓋を開けた途端に、酢のにおい。今までになく、いい感じじゃないですか? 期待が膨らみます。


 焼けたら、少し低くなってしまいました。


 高さは4.5㎝~5㎝弱。自己新記録を更新できませんでした。でも、しっとり感は期待できそう。隣り合った間がしっとりしていたから。


 試食は、明日の朝いただきます。食べ過ぎはいけないので、ひとブロックにしておこう。「ゆめちから」のお味はいかに?

 準備開始の午後7時半から、焼き上がり、予熱完了の10時半まで3時間かかりました。もう少し二次発酵させた方がよかったかな? でもやるべきベスト(工夫)は尽くしました。まだ口にしていませんが、後悔はありません。