「忠実に再現」などと言っているそばから、理想と現実は離れていきます。「メゾンカイザーのパンレシピ」の材料にある「クレーム・エペス」(発酵したダブルクリーム)はタカナシ乳業から販売されていることはわかっていても、見つけられず、見つけられたとしても分量が多く、値段が高いので、現実的ではありません。ネットでは、サワークリーム+少量のヨーグルトで代用できるとありましたが、20gだけなので、サワークリームで代用しました。また、生イーストではなく、サフ金を使います。サワークリームをなめてみたら、なーんだ、食べたことのある味。ケーキやスイーツでよく味わっていました。いやな酸っぱさではありません。それにしても、砂糖40g、塩10g、バター40gは多いなあ。真逆の食パンばかり作ってきたから。

さすが、メゾンカイザーのパンレシピ、水分量がピタリ。でも、水と油が混ざるまでに時間がかかり、こんな時はスタンドミキサーに任せたいなーと思いました。20分以上こねてこね上がり。生地の温度は28.0℃。室温25.7℃。

例のごとく、冷蔵庫に入れて24時間低温熟成に入ります。1日目はここまで。

冷蔵庫で一昼夜低温熟成させたところ。室温27.1℃に対し、生地の温度は5.8℃。もう一度つぶしてまとめ、ボール大にして、改めて一次発酵しました。

オーブンのスチーム発酵機能40℃1時間30分でここまで戻りました。生地の温度は22.2℃。温度はまだ戻っていません。

つぶして、折りたたんで、475gずつ2つに分けました。ここでベンチタイム。生地の温度は26.1℃まで回復しました。

「メゾンカイザーのパンレシピ」にならい、ベンチタイムは15分。さらに27.4℃まで回復しました。
